製粉協会は1月6日、都内で賀詞交歓会を開催した。

 冒頭、前鶴俊哉会長(ニップン社長)があいさつ。
前鶴会長は「国内経済も物価高でなかなか立ち直らない。家庭用商品は人件費や物流費が上がっているため、少しでも値上げすると販売数量が落ちてしまうことも多くみられる。非常に難しい状況だが、よく注視しながら対応する必要がある」と現状について触れた。

 さらに「農政については、昨年策定された食料・農業・農村基本計画に沿った具体的な施策が進む年になる。製粉業界にとって特に重要なのは、食料安全保障の問題。国内産麦を増やすという課題もある。生産者との関係を密にしながら、農水省と連携して進めなければならない。輸入麦についても需給はもちろんだが、高品質で安全性の高い小麦を確実に調達することが必要だ。食料システム法、物流効率化法にも適切な対応が求められる。小麦粉の需要はコロナ禍以降、インバウンドの影響もあり堅調に推移している。小麦粉の需要拡大に向けた取り組みを実需者と連携しながら確実に広げていかなければいけない。今年度も会員各社や関係団体の皆さまのご支援をお願いしたい」と協力を仰いだ。
編集部おすすめ