山田錦の生産者から140件以上の応募があり、「心白が大きすぎない(高精白に耐えうる)」「心白が玄米の中心に発現している(精米途中に割れにくい)」の2点を重視して審査が行われた。
冒頭、桜井一宏社長は「農業に若い世代が入ってきて欲しいとの想いでコンテストを開催している。稲作に従事する生産者の平均年齢は69歳と高齢化しており、われわれはこの状況を変えたい。一方で昨今は米の価格が高騰。当社も山田錦の購入価格を23年比で50%弱上げさせていただいた。われわれの利益にも影響するが、日頃から米作りに苦労されている農家の方に元気になって欲しいし、若い人が意欲を持って作れる環境にしていきたいとの想いが強い」などとあいさつした。
前年グランプリを受賞した栃木県・五月女農場代表の五月女文哉さんが優勝旗を返還。「このコンテストで人生が変わった。地域に弾みをつけられた」と一年を振り返り、優勝賞金の使途は「後を継ぐ娘と息子のために施設を充実させる」と明かした。
受賞米は、獺祭の技術を結集した「Beyond the Beyond 2025」に使用された。
グランプリの賞金が前年までの3000万円からアップした理由は、購入数量を60俵から80俵に増やしたため。1俵当たりの価格は50万円で据え置き。
今年グランプリの川﨑太門氏は「夢のような賞をいただけて感無量」と喜びを語った。準グランプリ(賞金1500万円)は栃木県・栃木モグラファームが受賞した。
総評の中で桜井博志会長は「回を重ねるごとに米のレベルが上がっている。農家の個性も強く出てくるようになってきた。われわれも山田錦の農家を全力で支え、ともに成長したい」と語った。

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