カナカンは2月5・6日、恒例の春季企画商談会を石川県産業展示館で開催し、スーパーなどの得意先が北陸各地から来場。会場では両日とも午前と午後の計2回、御陣乗太鼓保存会(石川県輪島市)による迫力ある勇壮な御陣乗太鼓の演奏があり、会場を盛り上げた。
会場は、同社企画コーナーの他、食品、酒類、菓子、日配、フローズンの各商品群からメーカー503社が出展し、新商品などをアピールした。

 カナカン企画コーナーでは、主に展開する北信越の食を地元の祭りや文化とともに紹介。石川県の押し寿司、富山のどんどん焼き、福井の鯖寿司や越前そばの他、グループの三和食品が地元のおせち料理に欠かせない「かぶら寿し」を食文化とともに提案。スーパー向けにも販売している「ますかぶら寿司」「ぶりかぶら寿司」「さばかぶら寿司」などの試食も行った。

 また、同社は25年7月から各支店に物流課を設立し、物流の品質向上と機能強化、効率化を追求しており、同商談会では初めて物流ブースを出展。ドライバー不足や燃料費高騰など様々な物流課題に対し、安定供給、物流健全化等へ、スーパーなどの得意先、メーカー、カナカンの3層連携の重要性を訴求した。

 開催に先立ち、出展社向けにあいさつした茶谷隆専務は「当社は今年の80周年を礎に100年企業を目指す。そのためにこれからの20年を自分たちの意思で作り上げる」と全社方針を紹介。そのために昨年は、得意先別の営業体制や各支店に物流課新設など大きな組織変更を実施したことなどを話した。

 業績については、第3四半期(25年4~12月)で、売上高は4%増、経常利益は10%増。ただ、「物流費も7%増加しているので、現在の利益の伸長も決して気を抜けない状況だ」とし、物流について「大きくメスを入れなければならない。メーカーさんとは、商流だけでなく物流で協力できることはあると思う。
今後は物流のご担当者とも話をしていきたい」と訴えた。
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