日清食品冷凍 “夏のつゆだく麺”提案 ブランド横断で新商品投入
 「冷凍 日清本麺 だし醤油まぜそば」
 日清食品冷凍は、2026年上期も猛暑や物価高の継続を想定し、“夏のつゆだく麺”をキーワードにブランド横断型で「冷凍 日清本麺 だし醤油まぜそば」「冷凍 日清スパ王プレミアム ゆず香る明太子のおだしパスタ」「冷凍 日清 ひもかわうどん 2食入り」を3月から発売する。盛夏に向けてさらなる新メニューの追加も検討中。
冷凍麺市場のトップメーカーとして、新たな提案で夏の売場をさらに活性化したい考えだ。

 1月29日に春夏の新商品・リニューアル品の発表会を開催した。冒頭、上和田公彦社長は「(物価高の影響で)生活者のニーズが二極化する中、われわれは夏の長期化に対応できる商品や売場をしっかり提案していく」などと語った。

 次いで、三島健悟取締役マーケティング部長が開発背景を説明。「猛暑と物価高で主食に変化が起きている。その中で冷凍麺はさらに存在感がアップ。価格高騰した米の代替で冷凍の『玉うどん』が伸びたほか、コスパ志向の加速で体験・満足・特別感など総合的なお得さ(=バリューパフォーマンス)が求められ、当社ではパスタや汁なし麺の大盛りが販売好調」であることを紹介した。

 26年上期についても「足元の外部環境は継続するとみている。冷凍麺の強みであるコスパ・タイパが生きる」とした上で、「麺類は冷凍食品の中でも冷やしてもおいしく食べられる数少ない存在。市場ではざるうどんや一部商品の展開にとどまるが、今後われわれは積極的に取り組み、夏の需要を盛り上げていきたい」との考えも強調した。

 “夏のつゆだく麺”として3メニューを投入。暑い夏でもさっぱりと食べられるよう、のどごしの良い麺とたっぷりのつゆの相性を訴求する。


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 「冷凍 日清本麺 だし醤油まぜそば」 「冷凍 日清本麺 だし醤油まぜそば」は、かつおだしの旨みがあふれる“甘旨い”醤油つゆに、こだわりのもっちり麺を合わせた。具材は炙り鶏チャーシュー、小松菜。

 「冷凍 日清スパ王プレミアム ゆず香る明太子のおだしパスタ」は、風味豊かな“だし”とプチプチの“明太子”を楽しめる。花かつお付き。

 「冷凍 日清 ひもかわうどん 2食入り」は、群馬県のご当地麺を再現。横幅約3㎝の幅広麺は、“つるっともちもち”した食感が特長。夏には冷しぶっかけがおすすめ。

 三島取締役は「冷凍麺でも夏季向けのメニューは潜在需要が大きいと考えている。まずは“夏のつゆだく麺”を定番棚に提案し、盛夏に向けてエンド等での大陳販売にもつなげたい」と展望した。

 既存の「冷凍 日清中華 辣椒担々麺」は刷新。従来のお湯かけ調理から、濃縮スープと具付きの麺に水をかけて電子レンジで温めるだけの簡単調理に改良。スープのごまを増量し、さらに濃厚な味わいに仕上げた。


 同社は「『冷凍 日清中華』ブランドは『汁なし担々麺』との2本柱で二ケタ増と好調。担々麺といえば真っ先に冷凍麺を想起していただけるようにしたい」と意気込む。

 「冷凍 日清もちっと生パスタ」シリーズの発売15周年を記念し、「クリーミートムヤムクン」を発売。女性人気が高いタイ料理の定番メニューをパスタにアレンジした。
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