1月28日挨拶した広瀬弘幸社長は、菓子業界について「コスト上昇分の価格転嫁が進み、2021年以降、生産金額、小売金額ともに回復、成長を続けており、インバウンド需要の下支えもあり2025年も市場は拡大しているものと感じている」との見方を示す。
広瀬弘幸社長 小売業のM&Aによる口座の減少や見積もり合わせの増加、卸売業のM&Aによる上位寡占化などで競争が激化していることにも触れる。
こうした環境下で、種清の今期(3月期)4-12月の売上高は、前年同期比8.3%増の681億5800万円を記録。新規取引先の開拓と既存取引先との取引深耕が進んだことが主な増収要因となった。
同社は、今期を最終年度とする第五次中期経営計画「Change&Challenge2025(変化と挑戦)」を策定。
今期は「志す 大きな夢と 思いやり 信頼築き 彩る未来」のスローガンのもと、種清単体の売上高900億円、経常利益4億5000万円を目標に掲げる。
計画実現のための重点施策としては、引き続き新たな商流への挑戦や地域密着型営業を推進していくほか、物流基盤の再構築や情報システムの安全・安定運営の強化、人材基盤の強化などに取り組んでいる。
この中で、物流基盤の再構築については「2027年4月より稼働予定の当社主要センターである中部流通センターの建て替えに着手した。新たなマテハン機器の導入による生産性の向上を目指すと同時にパレット物流に対応した倉庫を建設し、時代に合った最適物流を目指しコスト上昇を抑制していく」と述べる。

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