金吾堂製菓は3月9日、無駄な装飾を省き上質で洗練された印象を演出したパッケージの「塩せんべい」を新発売する。

 同商品の前身商品は「堅しお」。
旨味の効いた塩味が特徴の堅焼き米菓に、帆立・昆布・鶏のだしと、沖縄の海水塩「青い海」で味付けをした中身はそのままに、商品名とパッケージを刷新した。

 取材に応じた碓田憲司常務取締役商品企画開発室室長は「堅焼きの塩煎餅であるため、個性を打ち出すべく『堅しお』と命名したが、いろいろお客様にヒアリングしていくと『堅』の文字がネガティブに捉えられる恐れが浮上したため、硬さを訴求せずに特徴をシンプルに表現して『塩せんべい』へと改めた」と説明する。

 この考えのもと、パッケージも「塩せんべい」の香ばしさ・質感・焼き目をシンプルに訴求するデザインを採用した。

 全体的に落ち着いた和のデザインを基調として上質な金の模様をあしらい、青色の短冊の中に商品名を配置した。

 今回抑制した堅焼きの訴求については、商品名の隣に「堅焼きならではの歯ごたえとまろやかな塩味」といった職人一同のコメントを掲載している。

 前身商品と比べ手に取りやすい価格帯に改めた点もポイント。

 「『堅しお』は10枚入りで300円近くしたため、価格に対しての付加価値が伝わりづらかったことから、内容量を7枚へと減らして230円前後で販売していただけるようにして浸透を図っていく」と語る。
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