同活動は、2017年6月に「徳之島コーヒー生産支援プロジェクト」として始動。
2025年10月からは「徳之島コーヒーアイランドプロジェクト」に改称。コーヒー生豆の収量・品質向上を図るとともに、体験型グリーンツーリズムとの連動を図る新たなステージへと移行し島内および来島者への徳之島コーヒーの認知拡大を目指している。
2月21日、同プロジェクトの一環として、徳之島コーヒーの魅力を丸1日味わえる「徳之島コーヒー収穫祭」を開催した。
摘まれたコーヒーチェリー この日、約20人の社員とともに応援にかけつけた味の素AGFの島本憲仁社長は「世界的にコーヒーが不足してきている。中国やインドの方々もコーヒーを飲み始め、世界中で消費が広がり、現在は価格も大きく高騰している。そうした中で、貴重なコーヒーを日本で生産できるというのは本当に素晴らしいこと。その価値はこれからますます高まっていく」と語る。
収穫量は昨年を上回る見通し。味の素AGFによると、剪定への取り組みや収穫のタイミングにこだわったことで、選別時、水に浮遊する軽い未成熟豆が減少傾向にあり、豆の品質や風味について改善が見込めるという。
一方、徳之島コーヒー生産者会の泉延吉会長は「徳之島で、コーヒーが産業としてしっかり成り立つようにすることを理想としこの生産者会を発足した。
収穫祭には21の生産者が参加し、収穫体験ができる農園エリアと、コーヒーの焙煎やハンドドリップ体験のできるエリアの2つに分かれてイベントが実施された。
農園エリアでは、コーヒーチェリー(コーヒーの実)の収穫やコーヒーチェリーの果肉を除去する機械を使用したパルピング(精選)作業など徳之島コーヒー生産者会が実際に行っている農作業を参加者が体験。子どもや若年層の参加も多く見られた。
今後は、徳之島3町(伊仙町・徳之島町・天城町)との連携強化を進めるとともに、モデル農場での栽培スタンダードの策定、コーヒー生産者数の拡大、体験型ビジネスモデルの構築を推進していく。
なお、7月5日には天城町で「第39回2026トライアスロンIN徳之島大会」が開催され味の素AGFの社員が参加予定。島本社長も「応援に伺う予定」という。
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