加藤産業「カンピー」70周年企画展開 買上点数増の取組み強化
中村考直専務
 加藤産業は3月11~13日の3日間、恒例の春季総合食品展示会を神戸市の神戸国際会議場で開催し、全国からスーパーなどの得意先5300人が来場した。

 特に自社ブランド「カンピー」が発売70周年を迎え、会場入り口には「カンピー70周年ありがとうキャンペーン」の告知を大々的に展示した他、直近の市況が「買上点数がさらに下がっている」(中村考直専務)ことから、その対策強化など各種提案を行った他、469社の出展メーカーが新商品などを提案した。


 カンピー70周年キャンペーンは、4月から数量限定で紙カップジャムを10%増量する他、SNSキャンペーン、6~8月はマストバイキャンペーンなどを展開していく。

 また、会場では中川千佳子氏ら料理研究家2人によるカンピーのジャムを使用した70周年記念ライブキッチンを実施。中川氏はカンピーのジャムについて「幼い頃から冷蔵庫にあったなじみ深い商品」と紹介しながら、レシピ提案も行った。

 買上げ点数増などの売場提案では、同社の提案型営業成果発表コンクールの成功事例を紹介。「丸美屋ふりかけ13種」食べ比べ投票企画では、スポットの高単価商品の販売数もアップ、同企画開催店のふりかけ部門売上は、前日比で全店舗売上順位34位から2位に上がった成果を実施内容とともに紹介した。

 また、父の日に買上げ点数が増加するカテゴリーとしてビールと牛肉を挙げ、牛肉と一緒に購入される商品として畜肉ソーセージや加工水産品など40強のカテゴリーを示し、「いつものカレーをちょっと豪華に」と同時購買の重要性を訴えた。

中村専務の話

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中村考直専務 今までは値上げで買上点数減でも売上高は保っていたが、昨年末頃から買上点数がより下がってきた。2月からはさらに潮目が変わり、エネルギーコストなど逆風の中では、売上増と同時にコスト減も重要だ。積載効率や庫内生産性、在庫のあり方など、卸としての基本を徹底していく。

 今の厳しさはリーマンショック時を思い出す。その時も売れない時期は続いたが、コストを下げ、売り方を変えた。当時を参考にしながら基本に立ち返り取り組んでいく。


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