ニチレイは4月1日付で、新代表取締役社長CEOに現取締役上席執行役員でニチレイロジグループ本社社長の嶋本和訓氏が就任、大櫛顕也現社長は代表取締役会長に就任する。これに先駆け24日、記者会見をニチレイ東銀座ビル(東京都中央区)で開いた。


 冒頭、大櫛社長は社長交代について、「嶋本氏は、低温物流事業で海外11カ国に物流基盤を構築し、グローバル展開を主導してきた。人手不足対応の次世代配送システム導入も進めてきた。こうした実行力と成長戦略の推進力で、次なる変革を担えると判断した」と述べた。

 嶋本氏は、「最重要課題として、N-FIT 2035を達成するため、ニチレイグループは100年企業に向けた3本柱の構造改革によるグループ成長の再加速を目指す」とし、今後の方針として、経営改革、事業モデル改革、組織改革の3点を掲げた。迅速な意思決定体制への転換を進めるとともに、食品事業と低温物流の一体運営によるシナジー創出を軸に成長を図る。海外ではM&Aに加え、投資体制の強化により事業拡大を加速する。

 嶋本氏は1996年に入社後、低温物流事業に従事。物流センターでの現場や営業を経て、食品加工と物流を一体化した複合センター運営に携わった。海外では上海やバンコクで事業立ち上げを経験。帰国後は営業戦略や経営企画を担い、現在は取締役兼ロジグループ社長を務める。

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