紅生姜、麺シフトで爆売れも“焼きそば依存”で先行き不透明
売場の品揃えは定番品中心だ
 紅生姜は、苦戦が続く漬物市場の中で2025年に「独り勝ち」ともいえる動きを示したが、この勢いが今年も続くかが焦点となる。コロナ禍以降は横ばいで推移してきたが、昨春以降、米不足や物価高、キャベツの価格下落を背景に焼きそばの登場機会が増え急伸。
2025年の家庭用紅生姜は1割程度の伸びとなったもようだ。

 紅生姜は焼きそば向け需要が大きく、冷し中華や牛丼がこれに続く。キャベツ価格が上昇すると焼きそばの調理機会が減り、需要も落ち込みやすい。2024年冬~2025年春のキャベツ高騰時には一時的に落ち込んだが、その後は回復し高水準で推移している。

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売場の品揃えは定番品中心だ

 したがって、紅生姜は単体で需要が拡大する商品ではなく、特定メニューに依存する性格が強い。現時点では麺需要の恩恵を受けているものの、主食に付随する需要である点では、米価高騰で苦戦する他の漬物と共通している。

 足元は堅調に推移しているが、キャベツなど周辺食材の価格や麺メニューの動向次第で需要が振れる可能性がある。売場では定番中心の回転商品として位置付けられており、付け合わせ用途ゆえ付加価値を打ち出しにくい側面もあることから、先行きはなお不透明だ。

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