「タリーズコーヒー」の2025年販売実績は5%増の1950万ケースに達した(飲料総研調べ)。
これには主力のボトル缶「BARISTA’S(バリスタズ)」シリーズが牽引役となった。
同シリーズの好調要因について、3月2日、取材に応じたマーケティング本部コーヒーブランドグループの相澤治ブランドマネジャーは、ショップクオリティを堅持していることを挙げる。
「以前から伊藤園グループでカフェを運営するタリーズコーヒージャパンのバリスタがコーヒー豆の選定から焙煎、製法にまで入り込んで監修し、伊藤園の商品担当としっかりタッグを組んで取り組んできたことが、独自価値となっている」と語った。
2025年10月の価格改定後も数量を伸ばし続けているという。
コンビニチャネルでは高い店頭回転率を維持しているほか、スーパー・量販店でも配荷が拡大。
「以前はスーパー・量販店さまにはあまり置いていただけなかったが、今では導入が広がっている」という。
アイテム別では「バリスタズ」シリーズのボリュームゾーンとなる「ブラック」が安定的に成長しているほか、「キリマンジャロ」と「無糖ラテ」が高い伸び率をみせている。
中でも伸び盛りなのが「キリマンジャロ」で、昨年3月に既存品の285mlボトル缶に加えて、大容量の390mlボトル缶が加わり、2025年販売数量は前年比約1.5倍増となった。
「『キリマンジャロ』の390mlボトルの本格展開にあたっては、『ブラック』とのカニバリを心配していたが全くカニバリはなかった。ボディ感があってコクがある『ブラック』に対して『キリマンジャロ』は華やかさとクリアさを兼ね備え、後味は少し軽く柔らかく、購入者層もブラックより若い」と説明する。
一方、「無糖ラテ」はブラックコーヒーに少しだけミルクを足すといった考え方で設計されていることから、ブラックコーヒーユーザーから支持されているとみている。
「ミルクリッチで甘くておいしいラテ系商品が多く売られる中で、『無糖ラテ』は本当のコーヒー好きの方に選ばれている」と語る。
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