Mizkan(以下ミツカン)は2月にリニューアルしたお酢ドリンク「フルーティス」の提案に力を注ぐ。

 「フルーティス」の新しい価値を届けることで、2021年をピークに右肩下がりで推移する市場の回復を目指す。
2月下旬に都内で開いた「新フルーティス発売イベント」で、お酢ドリンク市場について「ここ3年で最盛期の21年、22年並みまで復活させる」とした。

 同社は、発売イベントで「フルーティス」について「これまでは健康のためにお酢をおいしく摂るためのドリンクとしていたが、これからはお酢の力で果実をおいしく味わうリフレッシュドリンクとして、新しい価値を届けたい」と強調。リブランディングのヒントやリニューアルのポイントを紹介した。

 市場縮小の要因については、生活者の健康ニーズの変化とお酢ドリンクの物性を挙げ、ダイエットなど外見の美しさからインナーケアの時代へ変化していること、酸味の強さや甘みの強さから離脱する人もいることを紹介。「健康のために我慢して飲むお酢ドリンクというイメージからの脱却が必要」とした。

 リブランディングのヒントとして、生活者のマインドに「ウェルパ(ウェルビーイングパフォーマンス)」「プロパ(プロセスパフォーマンス)」といった新たなトレンドが見えていること、止渇のための水やお茶にフルーツの価値を加えた商品が拡大していること、業務用「フルーティス」が果実のおいしさや産地表示が評価されて好調に推移していることを挙げた。

 リニューアルのポイントとして、フルーティアップ製法でこれまでのお酢ドリンクとも果汁ジュースとも違う「新・果実体験」を提供できることや、アレンジ自在な濃縮飲料でライフスタイルに寄り添ったリフレッシュタイムを提供できること、果実のおいしさを前面に伝えるパッケージデザインを採用したことを挙げた。

 ミツカンは、生まれ変わった「フルーティス」の新しい価値を届けることで、同社のお酢ドリンク売上に加え、お酢ドリンク市場の回復を目指す。「『新・果実体験』を多くの人に体験いただけるように、家ナカ・家ソトの様々なチャネルで届けていく」考えだ。

ソース
編集部おすすめ