伊藤園の茶殻入りのアップサイクル製品「さらり畳」が、「TAKANAWA GATEWAY CITY(高輪ゲートウェイシティ)」(東京都港区)内の文化創造棟「MoN Takanawa:The Museum of Narratives」(以下、MoN Takanawa)のイベントスペース「Tatami」で採用された。

 3月25日、取材に応じた伊藤園の粟飯原剛(あいはら・たけし)広域法人営業本部担当課長は「海外の方も含め、広く日本の文化を知っていただきたい。
伊藤園という名前のバリューを上げて、最終的には『お~いお茶』にも還元されれば嬉しい」と語る。

 「MoN Takanawa」のミッションが「100年先へ文化をつなぐ」であることから、「Tatami」は未来の和を体感できる空間として、「さらり畳」が99畳敷かれている。同スペースには「さらり畳」の見本や解説も置かれる。

 伊藤園は、「お~いお茶」を製造した際に出る茶殻を水分を含んだまま活用する「茶殻リサイクルシステム」を2001年に開始。「茶配合ボード」を畳床に使用した「さらり畳」は、アップサイクル製品の第1号として開発された。

 「茶殻を乾かすとエネルギーを使い環境負荷がかかるため、濡れたまま応用している。『さらり畳』は茶殻の香りや消臭効果に着目して開発され、現在は旅館などで使われている」と説明する。

 施設の開館日の3月28日から29日には、伊藤園と「MoN Takanawa」の共同主催で「畳びらき」として特別な茶会を実施。参加者はデジタルアートと和楽器の生演奏とともに、抹茶とスイーツを楽しめるようになっている。

 4月にもイベントやワークショップを予定しており、今後も茶会などを毎月実施する予定。

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