アサヒグループ食品は誕生120周年を迎えた和光堂ブランドのコミュニケーション活動に力を注ぐ。これまでの歩みや取り組みをまとめた「和光堂 赤ちゃん品質図鑑」(Web版、冊子版)を柱に、店頭活動、イベント、キャンペーン、雑誌、SNSなどを通じ、和光堂ブランドの品質、こだわりを伝える。
「120周年を機に改めてお客様との信頼関係を構築する」(同社)狙いだ。

 同社は3月6日に開いた和光堂ブランド商品説明会で、2026年の同ブランドの取り組みを明らかにした。マーケティング四部の高橋岳春部長は、和光堂の歴史、こだわりを紹介し、「今まで派手な広告や宣伝を行ってきたブランドではない。一方、ものづくり、品質については非常にこだわり、長年積み重ねてきたものがある」と強調。26年について「和光堂がこれまでやってきたことをきちんと伝える年にしたい。ブランドブック、CM、コラボ、SNSなどを通じ、和光堂のこだわりを発信していきたい」と語った。

 ブランド誕生120周年にあたり、「赤ちゃん品質図鑑」を企画。3月6日に120個の「赤ちゃん品質」を紹介するWeb版を公式サイトで公開した。その中から約60個を厳選し、イラストや図解などのビジュアルを生かして再構成した冊子版を制作。4月上旬からイベントなどでブランドブックとして配布する。年内に3万部を配布する予定だ。

 「赤ちゃん品質図鑑」では、粉ミルクやベビーフードの製造工程、商品開発に込めたこだわり、120年の歴史で培った知見などを分かりやすく紹介。
安全・安心への取り組み、和光堂にまつわるトリビアなどの「赤ちゃん品質」を図鑑のスタイルでまとめた。

 Web版(ブランドサイト)では、ユーザーが楽しく興味を持てるように「赤ちゃん品質」(ファクト)をランダムに表示。ハッシュタグ機能を設け、ユーザーが知りたい情報を一覧表示できるようにした。冊子版(ブランドブック)では、ママ・パパに想いを届け、誰かに話したくなる情報を伝える。

 テレビ番組「シナぷしゅ」とのコラボレーション施策も実施する。ベビー専門店を中心にイベントを開催。「ぷしゅぷしゅ」着ぐるみ撮影会などの企画を通じ、接点を創出する。「ぷしゅぷしゅ」が栃木さくら工場の粉ミルク製造工程を紹介する工場動画も制作。粉ミルクの大缶がオートメーション化されていることなどを伝える。

 4月25日には東京・豊洲の商品開発センターで赤ちゃん品質体験イベントをリアルとオンラインのハイブリッドで開催する。和光堂ベビーフードの開発のこだわりを直接届けることで、和光堂のこだわりを伝える。

 同社は春の新商品を3月9日から発売した。
月齢9か月頃からを対象とする「赤ちゃんのおやつ+Ca カルシウム」と月齢5か月頃からを対象とする「そのままBABY果実」の両シリーズの展開を強化。新たにプレミックス向けの「お野菜グラノーラ」と「はじめてのフルーツジュレ」の両シリーズを投入した。

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