大森屋 新福岡工場が稼働 年6千万枚の増産可能 「画期的な商品開発を」稲野社長
稲野達郎社長
 大森屋は新・福岡工場(福岡県柳川市)の稼働を始めた。新工場は24年9月に起工し、現・福岡工場の敷地内に約1年をかけ昨年9月に完成。


 自動ラインと新システムを導入し、27年度にスマート工場の実現を目指す。1日の焼き加工枚数は70万枚で、最大95万枚の加工が可能。年間では1億6800万枚、最大2億2800万枚となり約6000万枚の増産を目指す。

 自動化により生産数量の増加と生産効率の改善を図るとともに、品質の安定、人員最適化によるコスト削減を視野に入れる。屋根には太陽光パネルを設置し発電設備を導入。年間約190t、17%の二酸化炭素排出量の削減を見込む。

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稲野達郎社長 3月25日に新工場で開いた披露式で、稲野達郎社長は次の通り述べた。

 1970年に先代である父とおじが今後の需要拡大を予測し、ここに工場を建てた。今と物価は違うが当時の売上高は19億円で、現在の約9分の1に過ぎない。同業他社からは、これだけの規模の工場を建てて大丈夫かと思われたかもしれないが、性根を持ってここまで育ててきた。

 今回の新工場では、みんな張り切って業務に就いている。人口減少や直近の石油高騰、そもそも原材料の海苔が非常に不安定である。
取り巻く環境は厳しいが、今度はわれわれ役員と従業員が性根を入れる。

 フル稼働してもまだスペースはあるので、それを埋めるため画期的な商品を開発し、さらに良い工場にする。これからがわれわれの腕の見せどころである。

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【新福岡工場】福岡県柳川市大和町豊原111、敷地面積6285㎡、延床面積5574㎡、鉄骨地上2階建て。

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