春夏期(3―9月)のシーズン品から通年商品へと移行し販路を拡大することで2026年度に前年比約1.2倍の売上目標を掲げる。
販売量・販路拡大を支える生産体制も構築し、生産量を前年度の約1.2倍に引き上げ、このうち大容量タイプの「塩分チャージタブレッツBIG」の生産量を約1.6倍に拡大する。
宮川孝一ブランドマーケティング本部長 同社は1946年に創業し今年で80周年を迎える。2024年8月に前所属グループから独立して新たな資本のもとで歩み始め、その一環として「塩分チャージ」にも磨きをかける。
3月12日、発表会に臨んだ宮川孝一ブランドマーケティング本部長は「25年度は組織体制や経営戦略の構築といった基盤固めに努め、26年度はいよいよ当社がこれまで培ってきた強みと創業以来受け継いできたおいしさだけではなく、人々の生活に寄り添う価値を生み出す力を最大限発揮して、さらなる成長に向けて歩みを進めていく」と意欲をのぞかせる。
ブランド価値の最大化と新たなブランド価値の創出を成長のエンジンとする。
「塩分チャージ」については「お菓子でありながら、社会課題の解決や対策にもつながるとてもユニークなポジション」と位置付ける。
インテージSRI+塩分味・塩味市場では販売金額ベースで2021年9月から25年8月の5年連続でシェアNo.1となる。
好調要因について、新田夏穂ブランドマーケティング本部清涼菓子課長は「おいしく食べられるお菓子でありながら、手軽に暑さ対策ができるという唯一無二の価値にある。噛んだ瞬間にボロッと溶けて口溶けが良く、発汗時に不可欠な水分補給と併用しやすいことや、疲れた時に食べやすいところも重要なポイント」と説明する。
さらなる拡大に向けて、販売チャネルは従来のスーパー・量販店・コンビニ・ドラッグストア・ホームセンター・ディスカウントストアに加えて、スポーツ専門店や調剤薬局などを新たに開拓する。
「塩分チャージタブレッツBIG」の供給量を増やしBtoB需要への対応も強化する。
昨年は、6月に改正労働安全衛生規則が施行され、職場における熱中症対策の強化が義務づけられたことで法人需要が急増。
「昨夏の『塩分チャージ』のオフィス向けECへの出荷量は前年比約2倍に拡大。販売実績は前年比約2.6倍になるなどBtoB需要は拡大傾向にある」という。
これを受け、オフィス向けECに加え、事業者の利用が多いホームセンターでの展開を強化。オフィス向けディスペンサー設置のテストも開始することで販売機会の拡大を目指す。
近年、高まる需要に対応するため、賞味期限の延長と合わせて生産期間を伸ばし昨年は11カ月まで拡大。
今回、「この流れに沿ってライン稼働時間の拡大、製造人員の確保、製造・備蓄計画の精査を進めることで2026年度を起点に通年生産へシフトしていく」と述べる。
4月17日、シンガーソングライター奇妙礼太郎さん書き下ろしの「塩分チャージ」応援歌「元気でやってるか」を採用したWEBCMを公開する。
発汗時の水分補給と塩分補給の認知拡大を図るための外部連携としては、渋谷未来デザインと共創パートナー契約を締結して都市型共創プロジェクト「いい汗、渋谷。
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