■「冷食は日常使いが浸透」小笠原氏
4月6日に記者発表会を開催。冷凍食品の需要はコロナ禍における新規ユーザーの流入もあって拡大し、同社の昨25年売上は18年比で約1・8倍(1店舗当たりの平均実績)と大きく伸びた。
デイリー食品部の小笠原優統括マネジャーは「おいしさや便利さの価値が浸透し、特にシニア層の購入が増えた。従来の買い置き需要だけでなく、あらゆる世代で日常使いが浸透しつつある」と手応えを話す。
並行して食事の個食化や時短化が進み、冷凍食品を即食するニーズが高まったことにも着目。18年ごろから改装店舗では冷凍食品コーナーを総菜売場の近くへ移設し、販売面積を約1・5倍に拡大した。その間の伸長著しい商品カテゴリーにはワンプレート、本格ピザ、冷凍農産品、冷凍フルーツなどを挙げた。
足元の課題として、小笠原統括マネジャーは軽食カテゴリーの停滞を指摘。「昨年は当社の冷食全体で金額約8%増、数量約3%増だったのに対し、軽食は金額前年並み、数量約2%減にとどまった。ただし今後取り組みを強化すれば活性化のチャンスがある」とした。
小笠原優氏(写真左)、白澤光晴氏 その一環として、同社フードコートで約50年にわたり親しまれている「ポッポ」を活用。
新商品のコンセプトは「ポッポらしい懐かしさ」「親しみやすさ」「何度も食べたくなるおいしさ」。「ポッポの今川焼 8個入り」は甘さ控えめのあんこをたっぷり楽しめる。価格は税別599円。「ポッポのたこ焼 25個入り」は大粒のタコとだしの風味が楽しめる。同499円。店舗では販売していないハッシュドポテト、ピザ、コロッケ等も商品化した。
「ポッポのポテト」は増量して800gに刷新。店舗で人気のメガポテトを想起させる大容量で、20日から販売。
一方、18年から販売する「EASE UP」シリーズが拡大中。レンジアップできる「だしが決め手のロースかつ丼」などが人気で、前期は「ブンモジャ入り麻辣湯」がヒット、シリーズの売上は初年度比約3倍となった。26年度は約2割増を計画。
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