ローソン 「からあげクン」40周年 軽食ニーズ捉え支持拡大
40周年記念商品
 ローソンの「からあげクン」は4月15日で発売40周年を迎える。軽食ニーズを捉え、店内調理のファストフード(FF)の主力として成長、累計販売は約48億食に達した。
40周年はキャンペーンや新商品、グッズなどを展開し「50年、100年と続くブランド」への進化を目指す。

 同社は1979年、コンビニ業界で初めてフライヤーを導入し出来立て商品を提供。その7年後に「からあげクン」を発売した。米国視察でチキンナゲットの若者人気に着目し、「日本人が好きなからあげで、食べ方やシーンを変えれば大きなチャンスになると考えた」と藤井均専務執行役員商品本部長は振り返る。

 手軽に食べやすいむね肉を使用しつつ、冷めても硬くなりにくい工夫を施した。薄衣の一口サイズで「おかずではなく手軽に食べられるスナック」としてのポジションを確立。これまで約430種類のフレーバーを展開し、現在は店内調理FFの約6割を占める主力商品に成長した。約10年前に国産若鶏へ切り替えるなど、原料の国産化を進め、安心・安全面も強化してきた。  

 周年施策では、4月7日から順次「ブラックペッパー味」「でからあげクン 夢のMIX味」「サクッと!からあげクン塩味」などを発売。ブラックペッパーは過去の人気を踏まえた原点回帰商品で、「サクッと!からあげクン塩味」はジューシーさと衣の食感の両立に苦労した自信作だ。供給面では25年10月に続き、今年6月にもライン増設を予定。生産能力は従来比約1・3倍となる見込み。


 足元の販売も堅調で、24年度は約2億9千万食を記録。世界で最も売れた揚げたてからあげ(24年度)としてギネス世界記録に認定された。購買層は30~40代の子育て世代を中心に支持が厚く、おにぎりとの併売も多い。植田啓太商品本部厨房・スイーツ部長は「月4回以上購入する層も多く、リピート率が非常に高い」とし、周年を機にさらなる拡大に期待を寄せる。調達面では国産鶏むね肉の価格がこの10年で約1.7倍に上昇、価格改定を実施したほか、調達先の分散などで安定供給に努めているとした。

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