「炭火焼やきとり」は、電子レンジで温められる仕組み「レンジde缶」を採用。
STIフードホールディングスが2月に発売した「一匠(isshow)レンチン!缶」でも「レンジde缶」が採用されており、NCP社で2社目の採用となる。「レンジde缶」採用商品が都内で販売されるのは今回が初。
「炭火焼やきとり」の開発を行ったNCP社の杉本貴哉営業部課長は「総菜の缶詰は温めた方がおいしくなるものが多いが、皿に移したり湯煎したりするのは手間がかかる。以前から、電子レンジで缶詰を温められないかと考えていた」と語る。
NCP社の杉本貴哉氏 「レンジde缶」の採用にあたっては、電子レンジで温められるという特性から、通常の焼き鳥の缶詰に比べて、たれの量は少なめにして絡みやすくし、具材は縮む可能性を考慮し大き目にカットした。味は「タレ」「しお」「旨辛」の3種を取り揃える。
NCP社本社近隣の愛知県の量販店や道の駅などでも販売しており、いずれはECなどの販路も検討しているという。
「当社はOEMやODMの商品開発がメーンで、今回の商品は小さい設備で製造を行っている。お客様の反応を見ながら、パッケージデザインや中身の改良も含めて今後の展開を考えていく。まずは『レンジde缶』という商品を世の中に知っていただきたい」と力を込める。
電子レンジ調理という特性から、単身世帯の晩酌・夕食ニーズの高い焼き鳥を選んだが、今後はアヒージョやチーズフォンデュなど別の料理での横展開や、酒類と組み合わせたギフトセットなども検討しているという。
大和製罐マーケティング部マーケティング第2課の上野陽平氏は、「都内で購入できるようになったのは大きい。これを機に、より『レンジde缶』の購入者が増えてほしい」と期待を寄せている。
今後は業界内だけでなく、消費者の間でも「レンジde缶」の認知向上を図る。
「『レンジde缶』は多くの企業さまに関心を持っていただいており、反応は非常に良好。商品開発には時間がかかるが、徐々に商品化して消費者の方の認知も広げていく」と意欲をのぞかせる。
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