缶詰をレンチンで楽しむ「レンジde缶」拡大 都内で「炭火焼やきとり」発売
NCP社の杉本貴哉氏
 食品・飲料水の企画・開発・販売・製造を手掛けるNCP社(本社・愛知県豊川市)は、電子レンジで温められる缶詰の「炭火焼やきとり」を3月19日からハレルツナガルマーケット(東京都渋谷区)で発売している。

 「炭火焼やきとり」は、電子レンジで温められる仕組み「レンジde缶」を採用。
「レンジde缶」は、大和製罐独自開発の専用アタッチメント(名称:ノンスパークキャップ)を缶詰の底に取り付けることで、電子レンジ調理の際に生じるスパークを抑制する。

 STIフードホールディングスが2月に発売した「一匠(isshow)レンチン!缶」でも「レンジde缶」が採用されており、NCP社で2社目の採用となる。「レンジde缶」採用商品が都内で販売されるのは今回が初。
 「炭火焼やきとり」の開発を行ったNCP社の杉本貴哉営業部課長は「総菜の缶詰は温めた方がおいしくなるものが多いが、皿に移したり湯煎したりするのは手間がかかる。以前から、電子レンジで缶詰を温められないかと考えていた」と語る。

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NCP社の杉本貴哉氏 「レンジde缶」の採用にあたっては、電子レンジで温められるという特性から、通常の焼き鳥の缶詰に比べて、たれの量は少なめにして絡みやすくし、具材は縮む可能性を考慮し大き目にカットした。味は「タレ」「しお」「旨辛」の3種を取り揃える。

 NCP社本社近隣の愛知県の量販店や道の駅などでも販売しており、いずれはECなどの販路も検討しているという。

 「当社はOEMやODMの商品開発がメーンで、今回の商品は小さい設備で製造を行っている。お客様の反応を見ながら、パッケージデザインや中身の改良も含めて今後の展開を考えていく。まずは『レンジde缶』という商品を世の中に知っていただきたい」と力を込める。

 電子レンジ調理という特性から、単身世帯の晩酌・夕食ニーズの高い焼き鳥を選んだが、今後はアヒージョやチーズフォンデュなど別の料理での横展開や、酒類と組み合わせたギフトセットなども検討しているという。


 大和製罐マーケティング部マーケティング第2課の上野陽平氏は、「都内で購入できるようになったのは大きい。これを機に、より『レンジde缶』の購入者が増えてほしい」と期待を寄せている。

 今後は業界内だけでなく、消費者の間でも「レンジde缶」の認知向上を図る。

 「『レンジde缶』は多くの企業さまに関心を持っていただいており、反応は非常に良好。商品開発には時間がかかるが、徐々に商品化して消費者の方の認知も広げていく」と意欲をのぞかせる。

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