キリンビバレッジ、子ども健康飲料の創造に本腰 「つよいぞ!ムテキッズ」CMに石原さとみ 大規模コミュニケーション
(左から)八尾あすか氏、石原さとみさん、鈴木郁真氏
 キリンビバレッジは「プラズマ乳酸菌」入り飲料によるヘルスサイエンス領域の成長加速に向けて、子ども健康飲料という新カテゴリの創造に本腰を入れる。

 鈴木郁真執行役員マーケティング部長は「『プラズマ乳酸菌』のターゲット拡大にとどまらず、ヘルスサイエンス領域の第2の柱として、2026年は子どもの健康への取り組みを本格的に開始する。
歯磨きなど、5歳から6歳までに習慣になったものがその後の生活でも続けられることから、免疫ケアを幼少期から習慣づけてもらい、世の中の健康に貢献したい」と力を込める。

 同社は2026年から28年までをヘルスサイエンス領域の成長加速のフェーズと位置付け、「iMUSE(イミューズ)」「おいしい免疫ケア」といった免疫ケア飲料の継続成長に加え、子ども健康飲料の本格展開、免疫領域以外の柱の確立を挙げている。

 子ども健康飲料の中核商品は、昨年6月から125㎖紙パックでテスト販売を行っていた子ども向け「プラズマ乳酸菌」入り飲料「つよいぞ!ムテキッズ」(以下、ムテキッズ)。「プラズマ乳酸菌」500億個と鉄分を配合した、ヨーグルトテイストの清涼飲料だ。

 3月17日には新容器100㎖ペットボトル(PET)を全国発売した。

 パッケージは、子どもの気持ちを応援するオリジナルキャラクターをデザイン。

 中身は、子どもが自ら飲みたくなるような飲料を志向し、125㎖紙パックの中身からブラッシュアップして子ども好みの甘く爽やかな味わいに仕立てた。税別希望小売価格は139円。

 125㎖紙パックは、引き続き一部の店舗で継続して販売する。

 八尾あすかマーケティング部ブランド担当主任は「調査によって、お子さまの年齢によってどのような容器の飲料が飲まれているかが分かっている。エントリー層が多い紙パックに対し、習慣化を図るためにPETを選んだ。味覚はよりすっきりと飲みやすい味になっている」と説明する。


 テスト販売の反響は上々で、鈴木氏は「当初の予定よりもお客様に受け入れていただき、量販店さまの幼児飲料カテゴリの売上を約3割増加させることができた。需要があるのだと改めて確認が取れた」との手応えを得る。

 全国発売にあたり大規模コミュニケーション施策を実施する。

 子どもの体調を気にする親世代に向けては、認知獲得や信頼感醸成に向けたコミュニケーションを展開。

 新TVCMでは、新たに俳優の石原さとみさんを起用した。3~4月に啓発と商品CMで約6000GRPの出稿を予定。デジタル広告や交通広告、屋外広告も展開予定となっている。

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(左から)八尾あすか氏、石原さとみさん、鈴木郁真氏

 子どもたちに向けた活動では、キリングループが行っている「キリンキッズケア」プロジェクトなどでの認知獲得のほか、オリジナルダンス動画の展開、ガチャガチャや自販機型の什器など子どもが楽しめる店頭施策を順次展開していく。

 「ムテキッズ」は公益財団法人日本学校保健会の推薦用品に認定されていることから、店頭以外に給食でもタッチポイントを作っていく。

 現在は一部のエリアの小学校や学童保育所で、2026年4月から給食やおやつとして「ムテキッズ」の導入が決定しており、26年秋から本格的に全国展開を予定。2030年までに300施設、10万人規模の給食導入を目指している。

 発表会には石原さとみさんも登壇し、TVCM撮影時のエピソードなどを語り会場を盛り上げた。


 「ムテキッズ」(100㎖・PET)の税抜希望小売価格は139円。

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