同商品はPETコーヒー市場でブラックとラテ以外の第3のカテゴリーがなかなか定着していないことを背景に、ブラックかラテかの2択に終止符を打つべく開発されたもの。
コーヒーもミルクも満足感が得られつつも甘くないカフェラテを目指し、単に砂糖を減らすと味の総量が下がってしまうところを同社独自技術でカバー。乳の脂肪分の組成に近い植物性のべに花油で満足感の付与を実現した。
トライアル獲得には「甘くないイタリアーノ」のネーミングの妙が奏功した。
昨年12月取材に応じた川村崇SBFジャパン戦略企画部部長は「微糖」ではなく「イタリアーノ」を前面に押し出して商品・コミュニケーションを含めてやり切ったところトライアルからリピートにつながり定着の芽が出てきたという。
ただし「微糖は激戦のカテゴリーであり、ブラックやラテに比べると盤石なポジションではないため、さらにテコ入れしていく」と気を引き締める。

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