開催期間は10月6日までの165日間となっている。座席数668席(屋外548席・屋内120席)。営業時間は16~22時、価格は大人(中学生以上)一人4千800円だが、GW中は昼営業の実施やオープン割引価格でスタートダッシュにつなげる。
ドリンクメニューは約90種。ビール類では「一番搾り」や「キリンラガー」「ハイネケン」などに加え、新たに「ビアカクテル」(全13種)を展開。飲み方提案の幅を広げ、ビールがちょっと苦手な層の取り込みも狙う。
「消費者の好みの多様化や若年層のアルコール離れ、健康志向などからビールの消費量が減少しており、当社でもビアガーデンのビール消費量は18年対比で60%減。ただ、ビアガーデンと冠するからには、ビールをもっと消費してもらいたいという思いもあり、ビール消費喚起をテーマの一つとした」(広報)。
ビアカクテルも全13種を揃え、幅広いビールの楽しみ方を提供フードメニューは、常時約50種を用意。地域に根差した百貨店として、地元東海の食材を使用したメニューで地産地消をアピール。また、ご当地グルメは、愛知県の「ひつまぶし」や「手羽先」「カイコウ飯」、岐阜県の「ケイちゃん」「漬物ステーキ」「たじみ風焼きそば」、三重県の「四日市トンテキ」「みそ焼うどん」、静岡県の「富士宮風焼きそば」「たまごふわふわ」など、メジャー級のものから地元人でも知らないメニューまで全20種。
昨年の「屋上ビアガーデン」は、新型コロナウイルスの5類移行に伴い4年ぶりに平常時と変わらないスペックでの開催が実現。シーズン通しての売上は前年(22年)比で2倍以上、残暑が続いた9月(単月)は同3倍を記録したという。
今年は、「初日の夜の部では24組200人超、26日は週末金曜日ということもあり400人を超える予約が入っている。団体客や企業の皆さまの利用も大いに期待される」(加藤郁也店長)とのことで、コロナ禍前を超える売上を目指す。

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