ビールを飲みたいが、アルコールやプリン体、カロリーを控えている人は、涙を飲んで諦めるのが健康のヒケツ…だったのはもう昔の話になりつつある。人生100年時代を迎え、巷では健康に特化した機能性表示食品が多い。
■史上初!熟成ホップ由来の苦味酸で脂肪にアタックできる『キリン カラダFREE』
『キリン カラダFREE』(350ml缶・店頭実勢価格 税込157円 ・2019年10月15日発売)は、キリンビールが新発売する、ノンアルコールビールテイスト飲料。アルコール・カロリー・糖類・プリン体オールゼロなので、飲んでも罪悪感が無いのがうれしい。

しかし『キリン カラダFREE』はそれだけでは無い。キリンビールが10年以上、100人以上をかけて開発した独自素材である「熟成ホップエキス」を使用した機能性表示食品だ。1日1本を目安に12週間飲み続けた結果、”お腹まわりの脂肪を減らす”効果が確認されているそうだ。


同メーカーでは、難消化性デキストリン(食物繊維)配合で脂肪の吸収を抑え、糖の吸収をおだやかにする機能を持った、ノンアルコールビールテイスト「パーフェクトフリー」が発売されている。こちらは脂肪の吸収を防ぐ機能だが、『キリン カラダFREE』は吸収してしまったお腹周りの脂肪を減らす機能。なかなか減らないお腹周りの脂肪に、ビール気分を味わいながらアタックできるなんて、ダイエット中の人には朗報だ。
■ビールの雰囲気に近い、多機能なノンアルコールビールテイスト
それでは実際に飲んでみたい!

缶を開けると、甘めのフローラルとも取れる香りがした。ノンアルコールビールテイストや第三のビールには、花や果実のような少々甘めの香りがあることが多い。

グラスに注ぐと、炭酸の弾ける音と共に軽く泡立つ。泡立ちは悪くない。色は琥珀に近い黄色味で、ビールに近い印象だ。

口に含んでみると、炭酸がピリッと弾けた後に甘味が残る。口から鼻に抜ける風味から苦味を感じた。これが、熟成ホップ由来の苦味酸なのだろうか。ビールテイスト飲料系は、味が薄いイメージがあるが『キリン カラダFREE』は甘味と苦味の後味がやや濃いめ。

一口目に感じた甘味と香りが気になった記者だったが、飲み進めていると徐々に慣れてきた。慣れると後味の苦味が強くなる。炭酸の刺激と苦みを喉で味わっていると、甘味が気にならなくなり、アルコールフリーなことを一瞬忘れかけた。

ビールとはいかないが、ビールの雰囲気は出ている。そもそもの目的はビール気分を味わいながら、ヘルシーであること。

『キリン カラダFREE』の入手は全国のコンビニ、スーパーなどで可能だ。