なつかしい。アルファベットがチョコで書かれた、動物型のビスケット「たべっ子どうぶつ」シリーズは、なんと35年以上も前から子供たちの定番お菓子として愛されている。

近年のお菓子のスタンダードは個包装だが、従来の「たべっ子どうぶつ」は大きめの箱入りがスタンダード。あれはあれで盛りだくさんで楽しいのだが、オフィスでおやつにつまんだり、子供に与えるならこの小さめの食べきりサイズはちょうど良いサイズ。パッケージは、正面に描かれた動物が異なる全5種類!

裏面にはどうぶつクイズもしっかり入っている。今回のクイズは「土の中に住んでいるどうぶつは? 」。子供はクイズが大好きだから、パッケージから既に親子で楽しめる工夫が嬉しい。正解はもちろん、もぐら。

いつもの「たべっ子どうぶつ」はバター風味のビスケットだが、今回はそのビスケットにミルクチョコレートがくっついている! 実はこの動物型のビスケット、型どおりにくり抜いた生地をムラなくふわふわに焼き上げるのがかなり難しいらしい! 確かに、海外のお菓子を見ても大量生産されるビスケットに動物型は見られない。なにげなく食べていたが、実は35年以上も前から世界のビスケット業界の最先端を走っていたのだった。

たべっ子シリーズの特徴である、ビスケットの表面にチョコで書かれた英単語は厚焼きチョコビスケットでも健在。1袋あたり9枚入り。この動物型は全部で46種類あり、簡単なヒツジやクマ、ゾウはまだついていけるが、なかなか難しい動物の英語もある。

それでは、オオカミさんをいただきます。舌触りがなめらかで、噛むとサクサクのビスケットはいつものたべっ子の味! バターの風味がまろやか。今回はそこにミルクチョコレートが合わさって、より甘さが増している。ビスケット主体だから、意外にチョコは少なめ。想像していたチョコビスケットよりもあっさりしていて、チョコのしつこさがない。大人もコーヒーと一緒に食べながら、楽しく英語の勉強ができそうだ。

ギンビス『たべっ子どうぶつ 厚焼きチョコビスケット』は、参考価格は1袋40円前後。全国のスーパーやコンビニ、ドラッグストアなどで発売中。1袋117kcalとカロリー控えめなところもマル。