「テフロン」や「ダイヤモンド」などコーティング加工でコゲ付かない鍋やフライパンは多数存在するが、いよいよ大本命の登場か? 今回試してみたのは株式会社ヒラタ『HRCセラミックコーティング鍋』! 最強クラスの硬度を誇るコーティング鍋だという。
そもそも硬度が高いと、何が良いのか? ひとことで言えば傷つきにくくなることである。
そういえば一般的なコーティング鍋は、使い始めてから1年くらいで表面の加工が剥げてきてコゲつくようになってくるが、それも起きにくくなるということか。 だが我々消費者にとって重要なのは技術的な説明よりも日々の使い心地。一体どんなものか、今回そのあたりはきちんと検証したい。
『HRCセラミックコーティング鍋』は、片手鍋(18cm)と両手鍋(24cm)の2種類があり、カラーもそれぞれピンクとグリーンの2種類がある。よく目にするフッ素樹脂加工(テフロン加工など)の鍋やフライパンの多くは芯地がステンレス製だが、この『HRCセラミックコーティング鍋』は熱伝導の良いアルミボディーに、特殊な6層のセラミックコーティングが施されている。持ってみるとすぐわかるが、それなりに重い。片手鍋の本体(フタなし)で984g、両手鍋の本体(フタなし)で1.4kgある。とはいえ、人気ブランドのティファールやル・クルーゼなどと比較して特別重たいというわけではないので、いたって許容範囲内だと思う。『HRCセラミックコーティング鍋』は、ガスコンロとIH調理器の共用可能。
無加水調理鍋(通称:無加水鍋)とは、食材の水分を利用して調理することで、野菜の甘さや旨味が凝縮されておいしく仕上がる特殊なお鍋。ここ10年で多くのメーカーから続々と無加水調理鍋が比較的低価格で登場し、お料理好きはもちろん、それほどお料理好きではない人にも広がっている。『HRCセラミックコーティング鍋』も十分な厚みと重さを持ち、何よりコゲ付かないという特色から、無加水鍋としての使用ができる。まずはこれにチャレンジしてみよう。
健康志向の高まりにより、さらに人気を呼んでいる無加水調理鍋だが、そもそも野菜は生が一番栄養価が高く、ビタミンなどは水に溶けやすく熱に弱いことがよく知られている。それが無加水調理鍋であれば、栄養素によってはほぼ生に近い状態で摂取することができて効率が良いことがメリットだ。また、食材の甘味や旨味が凝縮されることで、余分な調味料を使わずに済むので見た目の色合いも良い。成人病が気になるけれど薄味はためらいがちな高齢者にもお勧め。
さて、鍋の中を見てみると、普通の鍋とは異なり、透明のコーティングが施されているのがすぐにわかる! 網目のような模様が透けてみえるのも不思議。このセラミックの特殊コーティングがあるから、油を使わなくてもコゲつかず、野菜は蒸し焼きのようになり、おいしく仕上がるのだという。
さっそく調理スタート! 本日のメニューは、無加水調理での野菜炒めから、目玉焼き、焼肉(タレ味付き)の3品。どれも油なしではコゲ付きが心配なラインナップだ。まずは野菜炒めをつくるべく、鍋をコンロにセッティング。中火で火にかける。
野菜は、水でさっと洗ってボウルに入れておいたものを使用。表面にやや水滴がついている状態で鍋に投入。
ジュウジュウと焼ける音がちょっとだけ聞こえるが、フタをして3分ほど待ってみた。強火にすると食材が焦げそうなので、中火か弱火がお勧め。
わずか3分でフタを開けてみたが、野菜炒めというより蒸し野菜の状態で、すでに完成していた! 混ぜてみたが、焼き色はついているがコゲているわけではなくおいしそう。フライパンでジュウジュウ炒めた時よりも、野菜の色がキレイな気がする。これは、本体とフタの形状に理由があり、食材から出た水分をなるべく逃がずに水蒸気の循環効率を高めているからだそうだ。しかも、中の温度が均一になるので、まんべんなく火が通るという。
野菜がしんなりしたら、塩とコショウをしてあとは弱火で仕上げるだけ。
完成まで約5分! あっという間だった。野菜炒めをお皿に移してみたが、まったくこびりついていない!
キッチンペーパーで塩コショウや野菜のカケラを拭きとれば、もう次の調理ができる! とても簡単だった。
続いては、目玉焼き。油なしで大丈夫だろうか? 白身がパリパリになって、黄身に火が通る前にコゲるんじゃないだろうか? そんな心配をしていたが、まったくコゲずに目玉焼きが完成した。強火にするとさすがにコゲるのだが、コゲても「するんっ」と鍋から料理が取れるから驚き。
最後は、コゲつき度No.1ともいえる「焼肉」に挑戦。油を引かずにタレをたっぷり絡ませた牛肉を焼く。ただでさえ牛肉を焼くと焦げるのに、タレが付いているとさらに焦げる。普通のお鍋なら、焼いている最中からお肉が鍋にくっついて、底にコゲがこびりつく恐れもあるが……
油を引いていないのに、ジュウジュウと良い音を立てて焼けていく。菜箸で牛肉を左右に動かし炒めてみるが、まったく底にくっつかずスムーズに焼ける! これにはびっくり。さすがに、底にまったくタレがくっついていないわけではないが、見るからにすぐに落ちそうだ。
お肉が焼けたらお皿にとって、鍋に水をはる。冷たい水だが、それだけで底に残っていたコゲたタレが浮き上がってきた。
あとは、中性洗剤をつけたスポンジ(柔らかいもの)でさっと洗えば終了。食器洗浄機には入れられない鍋だが、手洗いでもまったく苦労しなかった。いつもの鍋で焼肉をしたらコゲ付きがひどいので、どのみち食器洗浄機ではキレイにならないし結局手で洗うはめになる。そう考えるとこれはかなり後片付けがラク! 実は『HRCセラミックコーティング鍋』は、鍋の内側だけでなく、外側もセラミックの特殊コーティングがされており、吹きこぼれから付いたコゲも、スポンジでさっとなでるだけで簡単に取れた。
ちなみに、煮物をつくる場合はいつもの半分くらいの水の量でOK! じゃがいもや白菜からしっかり水分が出てくるから、おいしくできる。ただし、味付けもいつもよりも少量にしなくては。素材の味がしっかり出るので、いつもの味付けだと濃く感じる。このあたりの調節は慣れるまでは難しそうだが、健康には良さそう。また、片手鍋を使用する際は、火にかけると取っ手の樹脂が高温になり熱いので注意。煮物をつくっていて10分ほど加熱していると、見た目では全然わからないがかなり高温になっているのでうっかり触らないようにしたい。
『HRCセラミックコーティング鍋』は、片手鍋は6440円(税込6955円)、両手鍋は8660円(税込9352円)。圧力鍋でも1万円以上はするので、コゲつかずに長く使えることを考えるとかなりコストパフォーマンスが良いと感じた! 正直なところ、他のコーティング鍋でも新品の時であればかなりのコート効果を感じられるものだし、「異次元の効果!」とまでは感じなかったが、水だけで油汚れが浮き出すのは感動した。
本当は1年、2年と使い続けてコーティングの強度も検証したいところだが、それについては今すぐ記事化することは不可能なので、また機会があれば、報告したい。
商品は、雑貨店やショッピングモール、家電量販店、インターネットショップなどで販売中。
なお『HRCセラミックコーティング鍋』はメイド・イン・コリア。韓国の企業が硬質コーティングの技術を使って商品化したもの。それに着目した日本企業の株式会社ヒラタが自社ブランドとして「HRC」を立ち上げ、販売を開始した商品である。国内では同様のコーティングを使った鍋はまだ無いそうである。











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