環境保全のために進んでいる脱プラスチック。ストローもそのひとつで、プラスチックから紙へと置き換わっている。
■紙のパイオニアが作る日本製の紙ストローが優秀なわけ

紙類パルプなどを手がけている春日製紙工業株式会社(静岡県富士市)。昭和40年代には、クラフトパルプ工場から再生紙工場へと大きな転遷を遂げ、家庭紙、特更紙、紙加工の分野に着手し現在に至る。資源のリサイクルを永遠のテーマに掲げており、自然環境との調和をはかりながら、地球にやさしい紙づくりを行っている。
近年、環境保全のために脱プラスチックが進んでいる。プラスチックストローもそのひとつ。日本でも最近では紙ストローに置き換わってきているが、あの紙の感じにまだ慣れないという人も多いはず。
■紙ストローあるある、あの〇〇な感じがなければ…
今回ご紹介するのは春日製紙工業が長年培った紙加工の技術とノウハウを生かした『紙ストロー』。この『紙ストロー』は日本国内で調達した部材を使用し、自社生産の純国産品として安全性と耐水・耐久性に優れており、紙ストローで懸念されがちな「紙の味」や「紙の臭い」を限りなく軽減している。
■春日製紙の『紙ストロー』はこんな感じ

『kasuga紙ストロー(ペーパーストロー)』(富士山柄・個包装250本入り・希望小売価格 税込1,870円/送料込・発売中)

ストローの長さは196㎜。

外径はφ6mm。やや細めの造りになっている。プラスチックストローにあるような、折り曲げる部分はなくストレート。

1本ずつ紙で個包装されているので衛生的。
紙ストローは少し柔らかめの印象があったのだが、一般的なものより固めでしっかりとした感じがする。
耐水加工が施されているので、紙の繊維が毛羽だったりもしておらず、つるんとした表面。
■すぐに変形しない耐水性

紙ストローを使っていると、飲み物に浸かっている部分が徐々にふやけてきて、なんとなく安定感がなくなる感じがしていたのだが、それがない。
■紙の味がしない!
1番気になるのは、やはり紙特有の味や口当たり。確かに、今まで使ってきたものに比べてほとんど紙の味がしない。また、紙ストローを口にした時のザラッとした口当たり。これも感じないので、紙ストローに対するネガティブなイメージが払拭できそう。
■安心・安全の日本製
加工を施してあると、その安全性も気になるが、春日製紙の『紙ストロー』は日本食品分析センターにて安全性を確かめる分析試験も実施しており、安心して利用できるもの。
■1時間飲み物に浸けておいても大丈夫

こちらは1時間ほど飲み物につけておいた紙ストロー。やや柔らかくはなっているが、形は崩れていないし、ストローとしての機能は十分に果たしてくれていた。

飲み物に浸けた部分は、手で押せば潰せる程度。唇への触感の違和感はもちろんのこと、飲み物への味の変化も一般的な紙ストローに比べれば断然感じにくい。耐水性の高さで変形もしにくいので、快適に使用することができた。

『紙ストロー』の柄は、今回ご紹介した「富士山」の他に無地カラーが3種類。

「赤」、「白」、「黒」があり、カフェシーンなどの彩りにもおすすめ。

良質な日本製の紙ストローは名入れ個包装も小ロットから可能。各方面でのニーズに対応している。

また、今回ご紹介したタイプのストローだけではなく、「曲がるストロー」の製造にも成功したとか! こちらの詳細は春日製紙工業お問い合わせページより直接連絡、質問してみよう。

「味が変わる」「唇にくっつく」「すぐに変形する」など。
『紙ストロー(ペーパーストロー)』は公式オンラインショップで発売中。