対象年齢3歳以上というお菓子のおまけ、いわゆる食玩(しょくがん)だが、これは大人のコレクションにも耐えるクォリティだ。

パッケージの内側に、説明書が印刷されているという。

点線に沿って展開。

ソーダ味のガムが一粒だけ入っている。
どちらがおまけかわからないのはご愛嬌だ。
カタカナの状態で入っている『サル』を、早速変形させてみよう。

ちなみに『サ』と『ル』は凹凸で接続できるようになっており、底面は水平カットで自立が可能。
見慣れた『サ』が、

思わぬ方向に曲がり、

開き、


向きを変えると下半身になった。

続いて『ル』も、

どんどん開いて、




裏返すと、

上半身に。

凹凸で接続すれば完成だ。

カタカナ状態の凹凸とは長さが違うので、誤って接続することはない。
この設計思想が美しい。
首は左右に可動し、わずかながら各関節も動かせるので、ちょっとしたアクション、表情を付けることが可能だ。

変形前後を見比べると、あらためて感心してしまう。

ちょっとしたインテリアになるだろう。
今回紹介した『サル』のほか、『トリ』『ヘビ』『リス』『ゾウ』の全5種類。
どの種類かはパッケージに明示されているので、ダブる恐れはない。

尚、この『もじバケる』シリーズは2010年5月から発売されており、今回の『カナ』は、亜流のシリーズである。
本家シリーズは「漢字が変形する!」というコンセプトで、小学生男子を中心に大ヒット。
小学生男子のウケを追求するあまりか、とんでもなく激しいことになっているシリーズもあり、興味深い……。

やはり大人には、『カナ』のシンプルさがマッチするように思う。

ところでボディの模様はプラスチックに印刷されているのだが、研磨すれば落とすこともできる。
記者は2000番の耐水ペーパーで磨いたところ、綺麗に落とすことができた。

よりシンプルなデザインが好きな方におすすめしたいカスタム法だ。
定価200円(税別)、株式会社バンダイより発売中。
スーパー等の菓子売り場にて。
公式サイトには全国の売り場マップもあるが、店頭在庫がないケースも多い模様。
公式ショッピングサイトなら確実に入手できるが、5種類×2の10箱セットが最小ロット。
今回おためし新商品ナビでは読者プレゼントを行うので、ぜひお気軽にご応募頂きたい。