高性能でスタイリッシュな炊飯器は見たことがあっても、こんなキュートなリンゴ型の『炊飯器』は前代未聞なのでは? しかも、見た目の可愛さのみならず、機能性も抜群! ふっくらご飯はもちろん、ケーキだって簡単に出来てしまうのだ。その優れた仕事ぶりを、是非ともしっかりと見ていただきたい。
■ご飯がふっくら炊ける2mm厚釜。「温野菜」に便利な蒸し台付き
自然株式会社(東京都板橋区)から発売中の『炊飯器』(4合炊き)は、色こそ「白」だが、丸みを帯びたその形はまさにリンゴそのもの。蓋の部分の取っ手もしっかりデザインされていて、右にずらして開ける仕組み。いっそのこと、ここまで来たら「赤」あるいは「青(黄緑)」にしても良かったのでは? と思うほど、見事に「リンゴ」が再現されている。とはいえ「いくら見た目が可愛くても、ちゃんと炊飯器として使えるの?」という声が聴こえてきそうだが、心配ご無用! ワンタッチのレシピボタンで、「白米」「おかゆ」「玄米」になんと「煮込み」料理や「ケーキ」まで、この『炊飯器』で作れてしまうのだ。

内容物は、本体と電源コードのほかに、「しゃもじ」と「お玉」と「計量カップ」。

温野菜を作るのに適した「蒸し台」も付属している。

■炊飯器の基本的な性能は・・・?
まずは「炊飯器」の基本的な機能を確かめるために「白米」を炊いてみよう。

まずは2合のお米を研いで、お釜にセット。
米を水に浸しておく時間はお好みで。

左側のメニューボタンを押すと、数字の上の「白米」「おかゆ」「再加熱」「煮込み」「ケーキ」「玄米」モードが選べる仕込み。今回は「白米」を選んだあと、右上の「炊飯スタート」ボタンでスイッチオン!

2mmの厚釜で、ふっくらとしたご飯が炊きあがった。「再加熱」ボタンが付いているので「保温」を切っても後から温められるようだ。ちなみに、下の画像は「玄米」モードで8時間後に炊き上がるように予約設定したもの。

■リンゴ型炊飯器でリンゴケーキに挑戦!
ご飯が炊けることはしっかりと確認できた。でも「ケーキ」モードはどうだろう? というわけで、今回はリンゴ型の「炊飯器」にちなんで、ネットのレシピを参考にしながら、「リンゴケーキ」に挑戦してみることに。

まずは、リンゴ、バター、レモン汁、ホットケーキミックス、ハチミツ、牛乳、卵を用意しよう。

8つ切りにしたリンゴにバター、レモン汁、ハチミツを加え、「白米」モードで「炊飯スタート」! 約1時間ほど経過して「ピーピーピー」と完了のブザーが鳴ったら、釜の底にリンゴをきれいに並べ直し、ホットケーキミックスに卵と牛乳をよく混ぜ合わせて作った生地を流し込む。今度は「ケーキ」モードで「炊飯スタート」!

待つことおそよ50分後。
「ピーピーピー」という合図で蓋を開け、お釜から取り出しひっくり返すと・・・?

なんと! ケーキ屋さんのショーケースに並んでいてもおかしくないほど、見事なリンゴケーキの出来上がり!

余熱をとってから切り分けると、リンゴはホクホクで生地部分はしっとり。オーブンを使ったわけじゃないのに、見事に焼き上がっていて驚いた。2回の「炊飯」でこんなに簡単に美味しいケーキが作れるなんて! その有能ぶりにすっかり魅了されてしまった。

ワンタッチでちゃんとご飯も炊けるし、お店で売っているようなケーキまで作れてしまう、可愛いだけじゃなく有能なリンゴ型の『炊飯器』。「家電にも遊び心が欲しい!」という人には、うってつけのアイテムだろう。
『炊飯器』の購入は、全国のドン・キホーテ(一部店舗を除く)で。
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