『週刊プレイボーイ』のグラビアに登場した山本ひかる
『仮面ライダーW』にヒロイン・鳴海亜樹子役で出演した山本ひかるが、9月8日(月)発売『週刊プレイボーイ38・39合併号』のグラビアに登場。シリーズきっての"ウザカワ"ヒロインも34歳になり、ますますイイ女っぷりが止まらない。
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■初めてのキャラソンに挑戦
――『週刊プレイボーイ』本誌の仮面ライダー号にたびたび登場していただき、グラビアは約4年ぶり。撮影は三浦半島と鎌倉市街地のロケでした。
山本 久しぶりの撮影だったので、恥ずかしかったです。「黒崎の鼻」という岬までの道がかなりハードでびっくりしました。自分の背丈より高い草をかき分けながら進んでいって! 海が好きなので、自然の中で撮影できたことがすごくうれしかったです。
――白の衣装のシーンですか?
山本 はい。それにどの衣装もかわいくて。バレエスタジオをお借りして撮ったシーンも印象的でした。大きな鏡越しに撮ったり、ブルーの床に寝転んだり、今までにない撮影だなと思いました。
――『仮面ライダーW』では探偵事務所の所長、鳴海亜樹子役。今年のスピンオフ作品に出演し、『仮面ライダーマジェード with ガールズリミックス』では主題歌も担当しました。
山本 初めてのキャラクターソングだったんですよ。MVは普段の亜樹子とは違う大人な衣装とメイクだったので、歌い方や大きな動きで亜樹子を残そうと意識しながら撮影しました。
――跳びはねるような歌い方は亜樹子ちゃんそのままでした。
山本 ラップにも挑戦したんですけど、それぞれのキャラクターの個性がより生かされて。貴重な経験をさせていただきました。
――本編から15年以上たった今も同じ役を演じられるのは、山本さんがキュートなままでいてくれるからこそですね!
山本 ありがたいですね。いつでもすぐ亜樹子ができるようにという気持ちでやっております。
――私生活でもゴルフや相撲観戦、競馬など、今年は初めてやってみたことが多いですね。
山本 気持ちが前向きになっている時期なんですかね。初めてゴルフ場に行ったときは土砂降りだったんですけど、楽しかったです!
――初ゴルフなのに雨!?
山本 友達に「初めてなのに残念だね」って言われたんですけど、私はめっちゃ楽しかったんですけど!って感じでした。自分たちしかいなかったので順番待ちもなかったですし、涼しくて快適で。いろんな人とコースを回りたいと思って、その日のうちにゴルフレッスンの契約をしたんですよ。
――ポジティブですね。ほかに新しくやってみたいことは?
山本 海外旅行したいです! すぐ家に帰りたくなっちゃう人なので、旅行が苦手で全然しないんですよ。それに海外旅行の航空券って200万円くらいかかると思い込んでいたんですけど、そんなに高くないものだと最近聞いて。
――200万は豪華ですよ。しっかりされているので、ひとり旅とか行くと思っていました。
山本 ひとり行動も苦手なのに、ひとり旅なんて絶対に行けないです! いつも誰かに付いていく側なので、同じ所に何回行っても道が覚えられないんですよ。ひとりだと不安ですし、危ないですから。
――来年はデビュー20周年です。
山本 え? 今、気づきました! (笑)。自分としては20年先もお仕事を続けたいので、「20周年になるだけだわ」という気持ちです。亜樹子としても、まだまだ問題ないシルエットじゃないかと(笑)。
――ひとつの役がこんなに長く愛されるってすごいですよね。
山本 お芝居の素晴らしい部分でもあり、キャラクターとしても年を重ねられるのはステキなことだなと思います。亜樹子が1年年を取るなら、自分は3年に1度くらいの気持ちでゆっくりと年を重ねられるように頑張っています。あとは、今ある役を大切にしつつ、新しい作品にも挑戦したいですね。
――どんな作品に出たいですか?
山本 普段から映画をよく見るんですけど、ズンと心が重くなるような作品が好きなんですよ。日常でツラい気持ちになることがあまりないので、心が揺さぶられるような作品と出会って、一生懸命に役と向き合いたいです!
スタイリング/牧野香子 ヘア&メイク/イワタユイナ
●山本ひかる
1991年2月28日生まれ 大阪府出身 身長160cm
○2009~10年に放送された『仮面ライダーW』(テレビ朝日)にヒロイン・鳴海亜樹子役で出演。『科捜研の女』(テレビ朝日)シリーズにレギュラー出演。プロ競技麻雀団体「RMU」に所属するプロ雀士としても活躍。幅広いジャンルで輝く、オールマイティ女優だ。
公式X【@yhikaru0228】
公式Instagram【@hikaru0228yamamoto】

山本ひかるデジタル写真集『豊穣』 撮影/三宮幹史 価格/1100円(税込)
取材・文/釣本知子 撮影/三宮幹史