『週刊プレイボーイ』でコラム「呂布カルマのフリースタイル人生論」を連載している呂布カルマ
ラッパーとしてはもとより、グラビアディガー、テレビのコメンテーターなど、多岐にわたって異彩を放っている呂布(りょふ)カルマ。『週刊プレイボーイ』の連載コラム「呂布カルマのフリースタイル人生論」では『ブランド品』について語った。
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★今週のひと言「自分だけのブランドを見つけることが楽しい」
俺はブランド品を身に着けない。成り金や水商売が、なんらかのコンプレックスを慰めるかのように全身ブランド品で着飾っている姿をすてきだと感じられるほど、俺は優しくない。
子供が偽物を身に着けたり、分不相応なブランド品を手にするために道をそれていくのも恥ずかしい。
いつか稼いで本物を......とも思わない。本物だろうが偽物だろうが、もうブランド品(だとひと目でわかるもの)を身に着けていることが、俺自身、恥ずかしく感じてしまうのだ。
「資産価値として」というお決まりの言い訳があるが苦しい。資産を残すならほかにいくらでもあろう。結局はブランド品を身に着けたいのだ。
主役である自分ではなく、身に着けているモノで自分を大きく見せたい。そんな心の表れだ。
ひとつだけでも、というのも同じだ。豪華なものを一点、というのは結局余裕があれば数が増えていくし、そのレールに乗った途端にその最上位は全身ブランドになってしまうだろう。
こんなふうに若い頃から周りで無理して似合いもしないブランド品を身に着ける人たちを見ていたので、いざ自分がある程度稼げるようになってもブランド品に対する欲は一切湧かない。
俺の本職であるヒップホップもハイブランドやジュエリーなどをことさら見せびらかす文化ではあるのだが、幸いそこに毒されることはなかった。
とはいえ、実際多くの日本人はブランド品が大好きで、他人の身に着けているブランドにまで目ざとく気づき、世辞を垂れたり、または逆に陰口の材料にしたりもする。
人と同じ、もしくは皆に広く認知されている、ということに価値を感じる人たちにとってブランド品はやはり魅力的なのだろう。それ自体を否定するつもりはない。半分洗脳でもあるしな。ただ俺は違うというだけで。
ちなみに俺はペットボトルは買ったその場でラベルを剥がすのだが、それはメディアに映るときのスポンサー配慮なんてものではなく、単純に一見して何を飲んでるのかわからないようにしたいのだ。
特に炭酸飲料なんかはよほどボトル自体に特徴があるものでなければ、ラベルをむくと色がカラフルで、「え、それ何飲んでんの......?」と質問されることも多い。
俺自身、見た目で選んで買ってすぐむいてしまうので何を飲んでるかよくわかっていない。それがいいのだ。
書きながら思ったがこのほうがよほどアホっぽいかもな。
一方、俺はここ数年ダンロップリファインド(ダンロップのアパレルライン)の大使を務めさせてもらっているのだが、これはもともとスニーカーを履いてこなかった俺が30歳も過ぎてからゲーム『スプラトゥーン』の影響でスニーカーを履き始めたとき、ナイキやアディダス、ニューバランスなどちまたにあふれまくってるブランドより、逆に周りの人が履いてないもので、ということだけで選んだ。
案の定クラブでは誰ともかぶらない。駅で後期高齢者の老人とかぶることがたまにあるぐらいだ。そんなときはしびれる。
そんなダンロップを気に入って何足も履き続けていたら、いつの間にか公式に大使となった。逆に言うと俺が大使になってしまうぐらい若者は履いていなかった。
そうやって自分だけのブランドを見つけるのは楽しい。皆が自分で選んだ何かの価値をしっかり伝えられるようにならなければいけない。
こんな考え方だからいつまでも俺はアンダーグラウンドなんだろうな。
撮影/田中智久

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