「松野井雅、最初で最後のヌードとなっています。
彼女のこれまでの経歴をざっと振り返ってみると、まず、10代のときに芸能界デビュー。2009年にアイドルからAVへ転身すると、デビュー作がAV界では異例の10万本の大ヒットを記録。当時、あのホリエモンこと堀江貴文氏も大絶賛するなど、3年間の活動で30本以上のAVに出演し、瞬く間に大人気女優へと成長していった。
“カリスマAV女優”と呼ばれ、活動の場をAVだけでなくテレビドラマや映画へと広げていった彼女だが、その絶頂期だった2011年3月10日を境に、一切の表舞台から姿を消してしまう。当時は「音信不通らしい」「失踪した」「自殺未遂をしたらしい」という怪しげな情報が錯綜し、大騒ぎとなった。
そんな彼女が約2年ぶりにメディアに姿を現したのが、今年2月3日発売の『週刊プレイボーイ7号』だった。
「今回の復帰はリリーさんあってのこと、です。今の名前も、リリーさんがつけてくださったんですよ。それで、こうして前に進むことができました」(松野井)
今回、彼女が3年ぶりに解禁した“奇跡のハダカ”。その撮影を担当したのは、写真集『未来ちゃん』(ナナロク社)で2010年に講談社出版文化賞写真賞を受賞した、気鋭の写真家・川島小鳥氏だ。
松野井は「小鳥さんには『本名、加藤まい』(集英社)でヌードを撮ってもらっていますから、その安心感はありました。ただ、久々の撮影でしたし、旦那と使っているベッドでもハダカになっているので……気持ちを切り替えるのとか、いろいろ大変でしたね。洗面所のシーンで写り込んでる髭剃りとかも、旦那のものですし」と苦笑いする。
さらに松野井が今回、披露しているのはハダカだけではない。
「インタビュー記事の中で、H時代の私がなぜの失踪したのか、結婚や復帰の裏側、ヌードになった理由など“オフレコ”を解禁しちゃっています」
体も心も、全てをさらけ出して前へ進む彼女の今後に注目だ。
(撮影/川島小鳥)