「『みーたんフェス』を開催します!」ラストアイドルを卒業した...の画像はこちら >>

2021年7月末にラストアイドルを卒業。早くも週プレ本誌にグラビアカムバックを果たしてくれた! そんな彼女に「長月翠の第二章」について聞かせてもらったぞ! 

■うちの長月は......顔が可愛いですね。

――さて、ラストアイドル卒業から約2ヶ月ほど経ちました。今回、週刊プレイボーイで久しぶりのグラビア復帰でしたが、いかがでしたか?

長月 いつものスタッフさんで暖かく迎えてくださったので、今までとほぼ変わらないですね。アットホームな現場で、ラストアイドル時代と変わらず、リラックスして挑めました。

――それはよかったです。9月27日発売の週刊プレイボーイ本誌に掲載された『LAST TIME』。さらに同名のデジタル写真集もリリースされています。

長月 はい。しかも今回撮影したところって、『君のAchoo!』(長月がラストアイドル時代に所属していたユニット・シュークリームロケッツの楽曲)のPV撮影をした場所なんですよ。アメリカンな感じの建物だったんで覚えてました。もう3年半も前です。懐かしかったですね。

――卒業してから、ゆっくりはできました?

長月 めっちゃ、お休みをもらいました! 1ヶ月くらい。

6~7年アイドルをやってきましたけど、こんな長いお休みをもらったの初めてで。せっかくなんで、寝て起きて、犬の散歩して、寝て起きて洗濯して......みたいな、ゆっくりした毎日を過ごしてました。落ち着くことって大事なんだなって実感しましたね。でもこうやって、お仕事の現場に来るのもすごく楽しいし。私、グラビアは一番好きなお仕事かもしれないって思うんです。

――それは嬉しいですね。

長月 とくに水着は、写真集『意外性』(集英社)から、約2年ぶりだったので、ちょっと恥ずかしかったです。でも、やっぱりグラビアで水着を着て撮影すると身が引き締まるんですよね。シャキっとするっていうか。これからもどんどんやっていきたいですね。

――それはとても嬉しい宣言ですね! で、今回は、ラストアイドルを卒業して「長月翠・第二章」が始まったと思うんですが、これからの人生についてお聞きしたいです。今の新しい目標ってなんですか?

長月 うーん、まずはグラビアについてですけど、週プレさんでまた表紙に載ることですね!

――おぉ、目標が週プレの表紙! なんか気をつかっていただいて。

長月 いや本当に。前回は写真集が発売するタイミングでの表紙だったので、そういった特別なタイミングじゃなくても、表紙を飾れるくらいに頑張りたいなって。でも、そのためには「長月翠」っていう名前をもっともっと大きくしていかなくちゃって思うんです。

「『みーたんフェス』を開催します!」ラストアイドルを卒業した長月翠が語る〝第二章〟とは?

――「長月翠という名前をもっと大きくする」いいですね。では、ここで名前を大きくするための作戦を考えましょう。長月さん自身が「仮想プロデューサー・長月」になっていただいて、「タレント・長月翠」を売る方法を考えると言うのはいかがですか? 長月さんって、以前「アイドルの育成やマネジメントにも関わりたい」っておっしゃってたじゃないですか。

長月 なるほど。私が「長月翠」を売るプロデューサーってことですね。やってみます!

――では最初に、プロデューサーから見て、長月翠の魅力、〝売り〟はなんですか?

長月 うーん、愛嬌がありますね。で、〝人たらし〟な一面があります。でもこれは長所でもあり短所でもあるんですよ。警戒心がないから、隙が多いんですよね。

あと、顔が可愛い、ですね。......自画自賛じゃないです。

――あくまで、プロデューサーの目から見てってことですね。あと長月さん、トークもいけますよね。

長月 いやー......、トークはダメですね。難しいです。うちの長月は、トーク苦手なんです。バラエティに出ても、「期待されてるんだから、爪痕を残さないと!」って思いすぎて空回りしちゃうというか。

――空回りですか。そちらの長月さんは。

長月 やっぱり、タレントとしてまだまだなレベルなのに、バラエティに出していただけるっていうのは、「君は、なんか大きなことをやってきなさい!」っていう意味なんですよ。これがSNSのフォロワーが100万人いるとか、主演ドラマやってます、とかだったらいいんです。でも、うちの長月はまだそういうレベルじゃないので、大きなインパクトを与えなくちゃいけないのに......。苦手なんですよね。

――プレッシャーになりますよね。でも十分バラエティでも戦えてる気がしますけど。

長月 いや、天才肌っているじゃないですか。よく「努力は裏切らない」「努力は才能を超える」って言うじゃないですか。でも私は、アイドルをやってきて、「才能は努力では越えられない」って思ったし、越えられないものがあったと実感してるんですよね。

でも、別にネガティブに考えてるわけじゃなくて、「勝てないんだったら、自分が才能で負けるジャンルでは競わない」ってだけなんです。だから、トークっていう才能で戦おう!って力むより、「ただただ頑張ろう」って考えるようになりました。頑張る姿を見せることが一番なんじゃないかなって。「才能は越えられない」ってことを認めて、勝てる勝てないじゃなくて「なんでも頑張ります!」っていう。

――なんか、一瞬ネガティブに聞こえますが、実はポジティブな考え方ですね。なんでも頑張る、と。

長月 はい、なんにでも挑戦します。うちの長月はそうやって売っていきます。

――バンジージャンプとか。

長月 あ、それは絶対にNGです。

――え? バンジーって「なんでもやります」って宣言した人が一番最初にやるやつですよ。

長月 虫は食べるので、バンジーだけは! バンジーだけは本当にごめんなさい!!

――わかりました。人にはひとつくらい絶対にできないことってありますもんね。

長月 ゴールデンならやりますけど。

――.........どういうことですか?

長月 ゴールデンならやりますよ、それは。あ、あとドッキリも大丈夫です。どこからでもかけてください。寝起きドッキリも、ラストアイドルにいたときは、私が仕掛ける側でメンバーに対して、けっこうやったんで。罪滅ぼしの意味も含めて全然受けます。あと、基本ビビりなので、リアクション良いと思うんですよね。壁からいきなり人が出てきたらヤバいですよ。落とし穴も綺麗に落ちられます。多分。

――素晴らしいですね。このインタビューを読んだテレビ関係者に、バラエティに呼んでもらえるかもしれませんよ?

長月 いやー、どうなんですかね。バラエティ、本当に苦手なんですよね。バラエティ番組は荷が重い気がします。

――いや、ドッキリ、バンジージャンプ、虫を食べるって、バラエティ以外で求められませんから。

「『みーたんフェス』を開催します!」ラストアイドルを卒業した長月翠が語る〝第二章〟とは?

■私、アイドルには本気ですから!

――他に長月翠が第二章でやっていきたいこと、やったら売れそうなこと、ありますか?

長月 やっぱり自分が楽しいことになっちゃうと思うんですよ。楽しいことはモチベーション高く取り組めるし、楽しんでやってることって人に伝わると思うんですよね。今は、お芝居、舞台が楽しいので、そっちを中心に頑張りたいかなって思います。

それと、やっぱり「長月翠を売る」っていうことはとても大事ですけど、それと同じくらい大事なのは、周りの人にちゃんと感謝を伝えられるかってことだと思うんですよ。なので、色んな人に感謝を伝えていきたいです。

――それは素晴らしいですよ。もう、その「色んな人に感謝を伝えに行く」っていう企画をYoutubeとかでやってみるっていうのもいいかもしれませんよ。

長月 あ、それいいですね!「日本全国、お礼参り」みたいな。

――「お礼参り」は、ちょっとニュアンスが違いますけど。それを言うなら「感謝の旅」みたいな感じですかね。昔、乃木坂46がCDデビューのときに4600個のポケットティッシュを配ったりしてましたけど。

長月 あ~~~、そういうのは、昔、地下アイドルをやっていたときに「1万枚ビラ配りしないと解散」みたいなことのトラウマがあるので......。うちの長月は難しいかもしれないですね。

――では、日本中のファンに、直筆のお手紙を書くとか。

「『みーたんフェス』を開催します!」ラストアイドルを卒業した長月翠が語る〝第二章〟とは?

長月 あ~~、うちの長月、字が下手なんですよー。

――プロデューサー、長月さんに甘くないですか? 逆に長月さんは何ができるんですか?

長月 あー、うちの長月、「ライブは定期的にやりたい」って言ってるんですよ。歌が好きですし、強みでもあるので。それと、「自分でアイドルライブを主催したい」って言ってました。今まで仲良くしてもらったアイドルさんを呼んで。そういった方にもお礼をしたいなって。

――アイドルライブの主催者! いいですね。ちなみにもしリアルにやるとしたら、どういったアイドルグループを呼びたいですか?

長月 1組目は、『8princess(エイトプリンセス)』っていうグループですね。「はちぷり」って呼ばれてるんですけど、八王子で活動していて、地域密着。八王子の頂点です。地下アイドル時代、そこの主催ライブにたくさん呼んでもらって。はちぷりのファンにもよくしていただいた思い出があるので、「アイドル卒業しました」って報告とお礼をしたいです。

2組目は『Dan te Lion(ダンテライオン)』。ここのグループも同じく、昔お世話になったんです。3組目は、『DEAR KISS』。元ラストアイドルの山田まひろちゃんがいるグループです。もともと大好きなグループだったので、ぜひ呼びたいですね。このライブ、名付けて『長月翠プレゼンツ・大好きなアイドル集めちゃった! Vol・1』です!

――「Vol・1」ってことは連続ものですか!

長月 何度でもやりますよ。やっぱりアイドルは大好きなので、自分は退きましたけど関わっていたいので。TIF(世界一のアイドルフェスTOKYO IDOL FESTIVALのこと)の偉い人みたいになりたいんです! 現場でいろんなアイドルに「わー! 主催の長月さんだー!」って言われたい。やります!「みーたんフェス」を! 2ヶ月に1回くらいの割合で。

――けっこうやりますね。年間6回!

長月 はい。それでアイドル募金とかも立ち上げて、いただいたお金でアイドルを支援します! みたいなこともやっていきたいですね。クラウドファンディングもありだと思います。

――意外と、本気で考えてるんですね!

長月 はい。私、アイドルには本気ですから!

――ありがとうございます。では第二章は、〝アイドルライブ主催者〟デビュー。〝タレント・長月翠〟としては「虫も食べるし、ドッキリも引っかかるし、ゴールデンならバンジーも飛ぶ、何にでも一生懸命に取り組みます」ってことですね。

長月 はい! あとグラビアも頑張るので、週プレさん、引き続き呼んでください! みなさん、長月翠の第二章、見ていてくださいね~!

■長月 翠(NAGATSUKI MIDORI)
2000年5月17日生まれ、愛媛県出身。身長151㎝ 血液型=O型
nickname=みーたん 
○ラストアイドルから7月25日に卒業。
公式Instagram【@miffy00517】
公式Twitter【@midori_staff】

撮影/細居幸次郎