フィテッセは20日、新加入のMF本田圭佑がオランダでの労働許可証を取得したことをクラブ公式Twitterで伝えた。

 現在33歳の本田は、今年6月にオーストラリアのメルボルン・ヴィクトリーを退団してから未所属が続いてたが、10月31日からCSKAモスクワ時代の恩師レオニド・スルツキ監督が率いるフィテッセの練習に参加。
11月6日に今シーズン末までの契約で加入が発表されていた。

 フィテッセは24日に行われるエールディヴィジ第14節でスパルタ・ロッテルダムとのアウェイゲームに臨む。クラブは公式Twitterで「(本田が)労働許可を取得して、試合出場が可能になりました」と報告。プレー可能となった本田が、この試合で約10年ぶりにオランダで再デビューを飾る可能性が出てきた。

 なお、本田はこの代表ウィークも実質的な監督を務めるカンボジア代表に合流。19日に香港代表とのアウェイ戦で“指揮”を執ったばかりで、長距離移動の影響やコンディション不良の不安もありそうだが、果たして新天地デビューを飾るのだろうか。