試合は10分にシュトゥットガルトが先制する。右コーナーキックからボルナ・ソサが高いボールを供給すると、ボールは中央を通過してファーサイドの遠藤に渡る。遠藤は右足ダイレクトでしっかりと合わせ、記念すべきブンデスリーガ1部での初得点を記録した。
26分、シュトゥットガルトが追加点を獲得する。左コーナーキックからゴンサロ・カストロが低めのボールを供給すると、ボールは荒れたピッチの上で大きく変化し、再びファーサイドの遠藤に渡る。今回は左足で押し込んで、2得点目を記録した。
さらに34分、シュトゥットガルトはコーナーキックの2次攻撃から3点目を獲得する。こぼれ球を拾ったソサが左から浮き球で折り返すと、競り勝ったサシャ・カライジッチが頭でゴール左に流し込んだ。シャルケは40分にセアド・コラシナツの得点で1点を返し、試合は2点差で折り返した。
2点を追うシャルケは71分、アミーヌ・アリがペナルティエリア内で倒されてPKを獲得する。キッカーを務めたナビル・ベンタレブは右を狙ったものの、相手GKにコースを完全に読まれて防がれた。
すると88分、シュトゥットガルトは遠藤の縦パスを受けたフィリップ・クラメントが鮮やかなターンから左足を振り抜き、ゴール左に突き刺して4点目を獲得する。後半アディショナルタイムには遠藤のパスを受けたダニエル・ディダヴィがミドルシュートを突き刺し、シュトゥットガルトがダメ押しの5点目を獲得した。