フランクフルトのオリヴァー・グラスナー監督が、同クラブのMF長谷部誠に対する信頼を口にした。23日、クラブ公式サイトが伝えた。


 現在37歳の長谷部は浦和レッズ、ヴォルフスブルク、ニュルンベルクを経て、2014年夏からフランクフルトでプレーしている。これまで公式戦通算240試合に出場し、2017-18シーズンにはDFBポカールを制覇した。

 今夏からフランクフルトを率いるグラスナー監督の下、今季はここまで公式戦7試合のうち3試合に出場。しかし、スタメン出場はブンデスリーガ開幕節ドルトムント戦のみとなっている。

 それでも、グラスナー監督は次のように語り、副キャプテンに任命した長谷部に全幅の信頼を寄せていることを明かした。クラブの重鎮として模範的な態度を示しているとして、その人間性を称賛している。


「クラブ全体にとって重要な選手だ。誠の言葉には重みがある。彼が話すとき、私は彼の一言一句に耳を傾けている。彼のプロ意識、状況への対応、トレーニングでの若手への指導方法など、とても尊敬している。素晴らしい人物だよ!」

 ブンデスリーガで5戦未勝利のフランクフルトは次節、25日にホームでケルンと対戦する。長谷部に公式戦5試合ぶりとなる出番は訪れるだろうか。