ミランのステファノ・ピオリ監督が、リーグ戦について言及した。23日付けでイタリアメディア『Football ITALIA』が伝えている。


 同日にセリエA第9節ボローニャ戦を迎えたミランは、前半に退場者を出した相手に対して2点リードを奪いハーフタイムを迎えると、その後一度は追いつかれながらも2-4で勝利を収めた。19日のチャンピオンズリーグ・グループステージ第3節ポルト戦で黒星を喫していたピオリ監督は、試合後の取材に対し「これは非常に重要な勝利だ。チャンピオンズリーグの後、1週間かけて準備してきたチームを相手にすることは大変だと認識しているが、この経験から多くを学べるだろう」と語った。

 ボローニャ戦の試合に内容については「我々は苦しんだ。2点リードで数的優位に立った時、試合が終わったと勘違いしてしまった。もしプレーを止めてしまったら、どんなシナリオでもリスクを背負うことになる。
ただ、幸いなことに、我々は勝利を手にする強さを見せられた」と、苦しみながらの勝利だったことを明かしている。

 さらに自身の采配面に関して、ピオリ監督は「リードしていた時に試合をコントロールすべきだったが、間違った態度をとってしまった。前半のパフォーマンスは非常に良く、多くのチャンスを作ることができた。ただ、ハーフタイムを終えた後半は良くなかったため、我々の成長における重要な教訓となるだろう」と反省を口しつつ、前向きな姿勢を示した。