レアル・ソシエダのスペイン代表FWミケル・オヤルサバルが、同クラブへの胸中を明かした。2月1日付でスペイン紙『アス』が伝えている。


 現在24歳のオヤルサバルはレアル・ソシエダの下部組織出身で、2015年10月にトップチームデビュー。在籍7シーズン目を迎えているオヤルサバルは、“ラ・レアル(レアル・ソシエダの愛称)”で公式戦通算262試合に出場し76ゴールを記録している。

 2017-18シーズンに現役引退するまで、14シーズンに渡って“ラ・レアル”で活躍したシャビ・プリエト氏。“ワン・クラブ・マン”の同氏から背番号「10」を託されたオヤルサバルは「シャビは参考にさせてもらった。何をすべきか、何をしてはいけないか、どのように振る舞うべきか、皆のお手本となる存在」と憧憬。続けて「ラ・レアルで彼がやったことを、いつか自分も成し遂げたいと思っている」と胸中を明かした。


 また、オヤルサバルは「今はラ・レアルのことしか考えてない。サッカーでは将来、何が起こるかを予測することは非常に難しいんだ。明日のことを考えるだけでも大変」と告白。さらに「僕はここでうまくやること、選手としてレベルアップすること、記録を更新すること、そしてクラブが成長し続けることに貢献すること以外には考えていないんだ。ラ・レアルで引退することをスビエタ(下部組織からトップチームまで使う練習場)では誰もが夢見ているし、選択肢があれば必ず選びたい」とクラブへの愛を語った。

 アーセナルを筆頭に複数のクラブが関心を寄せていると噂されているスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサク。
同選手について、“ラ・レアル”の主将は「僕たちにしてみれば、ここに来た優秀な選手には『ずっとここにいてくれ』と言いたいところだね」と本音を吐露。それでも「それは一人ひとりが判断すること。彼はここで幸せで、すべてを楽しんでいる。イサクがラ・レアルに長くとどまることは、僕たちにとって重要だ」と心境を明かした。