浦和レッズは7日、DF馬渡和彰が松本山雅FCに完全移籍することを発表した。

 現在32歳の馬渡はガイナーレ鳥取でプロキャリアをスタートさせ、その後はツエーゲン金沢徳島ヴォルティスサンフレッチェ広島川崎フロンターレ湘南ベルマーレ大宮アルディージャを経て、2022年に浦和レッズに加入。
移籍初年度はリーグ戦19試合に出場したものの、昨季はリーグ戦3試合の出場に留まった。

 そんな馬渡は松本山雅FCへの移籍に際して、浦和のクラブ公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。

「浦和レッズに関わる全てのみなさま。松本山雅FCに移籍することになりました。レッズでの2年間は多くの経験をさせていただきました。もちろんうまくいくことばかりではありませんでしたが、この2年間の経験は自分自身を大きく成長させてくれたと感じています。
そして、ファン・サポーターの方々が作り上げる素晴らしい応援、最高な雰囲気のスタジアムでプレーする時間は、何にも代えられない最高な時間でした。レッズの加入会見では、『この決断によって今後のサッカーキャリアが短くなったとしても、チャレンジしなかったら後悔する』と言いました。決断が正解だったのか失敗だったのかはわかりませんが、レッズでの経験を生かしてまだまだキャリアを積んでいきます。必ずまた這い上がります。2年間ありがとうございました」