『グディソン・パーク』で最後の“マージーサイド・ダービー”「特別な試合に」…過去戦績は五分五分
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　リヴァプールを率いるアルネ・スロット監督が、自身初の“マージーサイド・ダービー”へ意気込みを示した。6日、イギリスメディア『BBC』が伝えた。


　同じ街のライバルであるエヴァートンが来シーズンから新スタジアムへ移転することに伴い、『グディソン・パーク』で行われる最後のダービーマッチとなる。データサイト『Opta』によると、同スタジアムにおける過去119試合の戦績は、41勝37分41敗と全くの五分だ。

　前日会見に臨んだスロット監督は、「誰にとっても特別な試合だ。この試合の一員となれる時点ですでに特別なことだが、グディソン・パークでのラストマッチとなると、なおさら特別感が増す。望む結果が伴えば、素敵な体験となるだろうし、私たちが最もフォーカスしているのはその結果の部分だ」

　今年4月の前回対戦では、前任者ユルゲン・クロップ氏が率いたリヴァプールが0－2で宿敵に敗れ、リーグ制覇の夢が終わりを迎えた因縁の地でもある。スロット監督は当時を踏まえて、次のように試合のポイントに言及した。

「リヴァプールがボールを持っている時間が長かったが、リヴァプールの選手のファウルが10もあり、エヴァートンのファウルは1つだけだった。アグレッシブでなければならないが、スマートにやらなければならない。なぜなら、特にセットプレーからの脅威は大きいからだ。戦術について話したいのなら、まずは彼らの運動量に合わせることからだろう」

　2位と勝ち点差「7」で首位を快走。スロット監督は「リヴァプールのようなクラブであれば、選手たちは毎日プレッシャーを感じながらプレーしている。勝利と良いフットボールを求められるクラブだからね。
同時にそれは良いことだと思うし、選手たちもそれに慣れている。このレベルでプレーするのであれば、その緊張感が好きなはずだ」と、選手たちのメンタリティが重要なファクターとなっていることを明かした。

　注目のエヴァートンvsリヴァプールは、日本時間7日の21時30分からキックオフを予定している。
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