トッテナムがサウサンプトン所属のU-21イングランド代表FWタイラー・ディブリングに関心を寄せているようだ。27日、イギリス紙『テレグラフ』が伝えている。


 アンジェ・ポステコグルー体制初年度となった昨シーズンはプレミアリーグを5位で終え、ヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得したトッテナム。しかし、さらなる飛躍が期待された今シーズンは序盤から不安定な戦いが続き、23試合を終えた時点で7勝3分13敗の15位に低迷。直近11試合でわずか1勝しか挙げられず、現在は4連敗中と厳しい戦いが続いている。

 報道によると、トッテナムは巻き返しを図るシーズン後半戦に向けて、今冬の移籍市場で少なくとも1人の新戦力を迎えるべく動いているという。ポステコグルー監督は攻撃陣に多くの負傷者を抱えていることを考慮し、本来は今シーズン終了後の獲得を狙っていたディブリングと今冬に契約を締結したいと考えているようだ。一方で、今冬の獲得が難しい場合には、来夏の移籍市場で改めてオファーを提示する見込みと報じられている。

 2006年2月17日生まれで現在18歳のディブリングはサウサンプトンの下部組織出身で、2023年8月に17歳でトップチームデビューを飾った。徐々に出場機会を増やすと、トップチームに定着した今シーズンはここまで公式戦通算24試合に出場し4ゴール2アシストをマーク。チームは現在最下位と苦しんでいるが、右ウイング(WG)を主戦場とするディブリングは孤軍奮闘の活躍で評価を高めている。

 なお、ディブリングに対してはライプツィヒやニューカッスルチェルシー、マンチェスター・ユナイテッドも関心を寄せている模様。果たしてトッテナムは今冬の獲得に乗り出すのだろうか。
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