2025明治安田J1リーグ第6節が15日に行われ、東京ヴェルディと名古屋グランパスが対戦した。

 ホームの東京Vはここまで1勝1分3敗。
対するアウェイの名古屋はここまで2分3敗の未勝利で最下位と苦しいスタートとなっている。

 試合が動いたのは21分。後方からシュートパスをつなぐ東京Vに対して名古屋がプレスをかけて中盤でボールを奪うと、浮き球のパスを稲垣祥がバックヘッドで流し、ペナルティエリア内でボールを受けた森島司がゴールネットを揺らした。名古屋が先制に成功する。

 失点を喫した東京Vは24分に主将の森田晃樹が佐藤瑶大と激しく接触。一度はピッチに戻ったが、34分に平川怜との負傷交代を余儀なくされた。

 アクシデントに見舞われた東京Vだが、後半に入って反撃に出る。63分、カウンターからボールを受けた山見大登がシュートを放つと、シュートブロックに入った佐藤に当たってわずかにコースが変わり、GK武田洋平の脇を抜けてゴールに吸い込まれた。1-1の同点に追いつく。

 そして73分にはコーナーキックからフリーになった綱島悠斗がヘディングシュート。これがポストに当たってゴールに吸い込まれ、東京Vが逆転に成功した。

 試合はこのまま2-1で終了。
逆転勝利した東京Vは4試合ぶりの勝利。名古屋は開幕6試合未勝利となった。

 両チームともに次の試合は20日開催のルヴァンカップ1回戦。東京VはAC長野パルセイロ、名古屋はテゲバジャーロ宮崎と対戦する。

【スコア】

東京ヴェルディ 2-1 名古屋グランパス

【得点者】

0-1 21分 森島司(名古屋)
1-1 63分 山見大登(東京V)
2-1 73分 綱島悠斗(東京V)


【ゴール動画】名古屋森島の先制点、東京V山見&綱島の同点・逆転弾!
 






 
編集部おすすめ