「この2日間でしっかりと結果を残すこと。
21日のフォーメーション練習では中盤のアンカーを務め、明日の一戦でもチームの軸となるポジションを担うことになりそうだ。「短い期間ではありますけど、明日の試合で周りに合わせすぎると自分の良さは出ない。自分の良さを存分に出すためにも、周りを動かしてコーチングもしていきたい」と意欲を示した。
所属する水戸ではルーキーイヤーの昨季7試合に先発出場、リーグ戦計9試合に出場した。「残留がかかった大事な試合(J2第36節 いわき戦)でスタートから使ってもらったり、1年目としては良かったと思います」と振り返る。飛躍を期す今季だったが、ここまで3試合の途中出場で出場時間は計16分にとどまっている。碇が「勝負したい」と話すボランチの位置は、大卒2年目の山﨑希一や長尾優斗、ルーキーの川上航立、10番を背負う前田椋介、さらに左サイドが主戦場だった大崎航詩のコンバートなど、人材が揃う激戦区だ。「今季はなかなか試合に絡めず、難しい部分はありますけど、目標は変わらずにやっている」と碇。「目標は日本代表。
取材・文=三島大輔(サッカーキング編集部)