アル・ヒラルがB・フェルナンデスに高額オファーを準備？　マンU指揮官「彼をここに留めたい」
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　マンチェスター・ユナイテッドを率いるルベン・アモリム監督が、同クラブに所属するポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスについて言及した。7日、イギリスメディア『BBC』がコメントを伝えている。


　現在30歳のB・フェルナンデスは、2020年1月にスポルティングからマンチェスター・ユナイテッドへと完全移籍。シーズン途中の加入ながらすぐさま司令塔としての地位を確立し、これまで公式戦通算285試合出場98ゴール81アシストを記録中だ。その貢献度の高さから、ファンが選ぶ年間最優秀選手賞を通算3度受賞。今季も主将としてチームを牽引しており、シーズン途中に指揮官が交代する難しい状況のなか、公式戦52試合出場19ゴール16アシストと大車輪の活躍を見せている。

　マンチェスター・ユナイテッドとの現行契約を2027年まで残すB・フェルナンデス。そんな同選手にはサウジ・プロフェッショナルリーグ（サウジアラビア1部）のアル・ヒラルが関心を示しており、来月に開催されるFIFAクラブワールドカップ2025開幕前の移籍実現に向け、高額給与を含めた獲得オファーを提示するとも報じられていた。

　アモリム監督は来季のチーム編成について、「私たちの考えは変わっていない。我々は最高の選手たちを維持したいと考えている」と述べつつ、「そしてブルーノは明らかに世界屈指の選手だ。彼をここに留めたい」とコメント。移籍の可能性が噂される主将への想いを口にしながら、「彼の重要性は数字だけでなく、彼のプレースタイル、そしてこの5年間での存在感を見れば明らかだ」と見解を示した。また、「多くのクラブがブルーノのような選手を欲しがるのも当然だと思う。彼はリーダーでありキャプテンでもあり、非常に重要な存在である。
トッププレイヤーであり、我々にはそのような選手が必要なんだ」と説明している。

　財務状況の悪化が伝えられるマンチェスター・ユナイテッド。主力選手売却の可能性も報道されるなか、B・フェルナンデスは来季も“赤い悪魔”でプレーすることになるのだろうか。
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