アーセナルに所属するオランダ代表DFユリエン・ティンバーが軽度の手術を受けるようだ。19日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。


 報道によると、ティンバーはここ数週間に渡って痛みを抱えていた足首の手術を近日中に受ける予定とのこと。手術自体は軽度のものだが、現時点で全治期間などは不明。現地時間25日に控えるプレミアリーグ最終節サウサンプトン戦は欠場する見込みで、プレシーズンの活動にも支障をきたす可能性もあるという。

 現在23歳のティンバーはオランダの名門アヤックスで頭角を表し、2023年夏に総額3800万ポンド(約74億円)と報じられた移籍金でアーセナルへ加入した。守備の“マルチロール”として活躍が期待されたものの、2023-24シーズンのプレミアリーグ開幕節で右ひざ前十字じん帯を損傷。ノースロンドンでの初年度は公式戦3試合の出場に留まった。

 それでも、在籍2年目の今シーズンは大きな離脱なく最終ラインの主軸として活躍。イングランド代表DFベン・ホワイトの長期離脱もあり右サイドバック(SB)の定位置を掴むと、公式戦48試合出場2ゴール4アシストという成績を残し、19シーズンぶりのチャンピオンズリーグ(CL)準決勝進出にも大きく貢献した。

 今シーズンのアーセナルはドイツ代表FWカイ・ハヴァーツやイングランド代表FWブカヨ・サカ、ノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーアら主力に負傷者が続出し、プレミアリーグではリヴァプールの独走優勝を許した。現在もブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスや日本代表DF冨安健洋、ブラジル代表DFガブリエウ・マガリャンイスらが戦列を離れている。
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