リーグ戦で6連敗中と最下位に沈む横浜FMは、週末の試合で劇的な勝利を飾ったヴィッセル神戸をホーム『日産スタジアム』に迎えた。
すると19分、古巣対戦のエリキが神戸にリードをもたらす。敵陣ペナルティエリア付近で扇原貴宏がボールを拾うと、軽く浮かしたボールでエリキへパス。これに反応したエリキが冷静にゴールを決めた。
反撃を試みる横浜FMは43分、同点に追いつく。右CKを山根陸がショートコーナーでボールを受け、中央の喜田拓也へ渡す。神戸のプレッシャーが緩んだところを見逃さなかった喜田は、右足を振り抜くとそのままゴール。強烈な無回転シュートがネットを揺らした。
試合を1-1で折り返し、迎えた51分、FKから大迫勇也がヘディングシュートを決め、神戸が勝ち越しに成功する。連敗を脱したい横浜FMは、遠野大弥と鈴木冬一を投入しするも、リズムは変わらず、時間が経過していく。
前線からのプレッシャーを継続する神戸は、その後の得点を許さず、2-1で勝利。2連勝を果たした神戸は勝ち点を「27」に伸ばした。横浜FMは、リーグ戦7連敗となり、浮上のきっかけをつかむことはできなかった。
横浜FMは次節、25日にホームで鹿島アントラーズと対戦。一方のヴィッセル神戸は、同日にアウェイで清水エスパルスとの一戦を控えている。
【スコア】
横浜F・マリノス 1-2 ヴィッセル神戸
【得点者】
0-1 19分 エリキ(ヴィッセル神戸)
1-1 43分 喜田拓也(横浜F・マリノス)
1-2 51分 大迫勇也(ヴィッセル神戸)
【動画】横浜F・マリノスvsヴィッセル神戸 得点シーン