昨季のセリエAを10位でフィニッシュし、2年ぶりのスクデット獲得を目指してアントニオ・コンテ監督を招へいした今季のナポリ。
すると、序盤から好調を維持して上位をキープ。今冬にはフヴィチャ・クヴァラツヘリアがパリ・サンジェルマンに移籍したが、堅守をベースとしながら順調に勝ち点を積み上げ続けた。しかし、第37節のパルマ・カルチョ戦では2試合連続のドローとなったことに加え、タイムアップ直前にはコンテ監督が退席処分に。首位で最終節を迎えたものの、2位のインテルとは“1ポイント差”。指揮官不在で運命の大一番に臨むこととなった。
そんななか、ナポリは23日にセリエA第38節(最終節)でカリアリと対戦。立ち上がりから攻勢を強めるナポリは、42分にマクトミネイの豪快なジャンピングボレーで先制点を奪う。後半開始早々の51分には、ルカクがフィジカルを生かした個人技を披露し、貴重な追加点をマーク。結局、そのまま試合は2-0で終了し、ナポリがホームでカリアリを撃破した。
同時にキックオフした2位インテルもコモに勝利を収めたが、勝ち点差「1」で上回ったナポリが2年ぶり通算4度目のリーグ優勝を達成。
【動画】ナポリ優勝決定の瞬間!