Jリーグの”オリジナル10”で降格経験がないのは両者のみだが、今季の成績は対照的。
試合の均衡が破れたのは4分、横浜FMが先制に成功する。ペナルティエリア内でこぼれ球に反応した永戸勝也が右足を振り抜き、鋭いシュートがゴール右下に吸い込まれた。
13分、横浜FMがリードを広げる。喜田拓也が縦パスを差し込み、アンデルソン・ロペスと山根陸がワンタッチで繋いで、ペナルティエリア右のヤン・マテウスにボールが渡る。ヤン・マテウスは左足でゴール左下へと流し込んだ。
その後は鹿島が反撃に出るが、次の1点を奪ったのも横浜FMだった。ペナルティエリア手前でA・ロペスのパスを受けたヤン・マテウスは、落ち着いてコントロールショットを放ち、狙い澄ました一撃をゴール左上に沈めた。
猛攻を続ける鹿島も36分に1点を返す。左から鈴木優磨が送ったクロスのこぼれ球を荒木遼太郎が回収し、再びゴール前へ折り返す。これにレオ・セアラが合わせて押し込んだ。
2点ビハインドで折り返した鹿島は後半も攻め手を緩めなかったものの、横浜FMの守備陣も集中を切らさない。
次節は31日に行われ、横浜FMは敵地でFC町田ゼルビアと、鹿島は敵地でガンバ大阪と対戦する。
【スコア】
横浜F・マリノス 3-1 鹿島アントラーズ
【得点者】
1-0 4分 永戸勝也(横浜FM)
2-0 13分 ヤン・マテウス(横浜FM)
3-0 27分 ヤン・マテウス(横浜FM)
3-1 36分 レオ・セアラ(鹿島)
【ゴール動画】横浜FM vs 鹿島