マンUがエリクセン、エヴァンス、リンデロフとの契約満了を発表…ベテラン3名が退団決定

　マンチェスター・ユナイテッドは9日、デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン、元北アイルランド代表DFジョニー・エヴァンス、スウェーデン代表DFヴィクトル・リンデロフの3名について、契約満了に伴い、2024－25シーズンをもって退団することを発表した。

　クラブは9日、プレミアリーグに対して来季の残留予定選手リストを提出。その中に、エリクセン、エヴァンス、リンデロフの3名の名前はなく、今季限りでの退団が正式に決定したとのことだ。なお、元イングランド代表GKトム・ヒートンも同リストに名前の記載がなかったものの、現在は新契約の締結に向けて交渉中であることが明かされている。

　エリクセンは1992年2月14日生まれの現在33歳。母国デンマークから離れた後は、アヤックス、トッテナム、インテル、ブレントフォードで活躍し、2022年夏にマンチェスター・ユナイテッドへ加わった。初年度こそ中盤の主軸に君臨していたものの、徐々に出場機会が減少。今季は公式戦通算で35試合出場5ゴール6アシストの成績を残していた。在籍した3年間では107試合出場8ゴール19アシストをマークしている。

　エヴァンスは1988年1月3日生まれの現在37歳。マンチェスター・ユナイテッドのアカデミー育ちで、2007年9月にトップチームデビューを飾った。ケガに悩まされる期間も少なくはなかったが、2014－15シーズンまで最終ラインの一角として活躍。ウェスト・ブロムウィッチ、レスターを経て、2023年夏に帰還を果たした。2度目の在籍時にはベテランとしてチームを支えており、1度目の在籍時を含めた公式戦通算では241試合出場8ゴール7アシストを記録した。

　リンデロフは1994年7月17日生まれの現在30歳。母国のヴェステロース、ベンフィカと渡り歩き、2017年夏にマンチェスター・ユナイテッドへ完全移籍加入した。近年はケガに泣く機会も少なくはなかったが、8年間にわたって最終ラインを支え続け、公式戦では284試合のピッチに立った。4ゴール7アシストを記録している。

　2024－25シーズン、マンチェスター・ユナイテッドはプレミアリーグを15位で終えており、来季は復活を目指すシーズンとなる。そんななかで、3名のベテランがクラブを離れることが決まった。


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