現在22歳のザバルニーは、ディナモ・キーウの下部組織出身で、2020年9月にトップチームデビュー。2023年1月にボーンマスへ加入すると、2023-24シーズンからセンターバックの主力として定着し、今シーズンはレアル・マドリードへの移籍が決まったディーン・ハウセンとともに守備の中核を担った。
かねてよりステップアップの可能性が報じられていた同選手には、今夏の移籍市場でUEFAチャンピオンズリーグ(CL)初制覇を果たしたPSGが関心を寄せていた。ロマーノ氏によると、ザバルニーはPSGと5年契約で個人合意に達しており、現在はクラブ間交渉が継続中で、最終合意には至っていないという。
また他のイタリア人ジャーナリストのマッテオ・モレット氏も「PSGはザバルニーの獲得に近づいてる」とし、「移籍金は6000万ユーロ(約99億円)以上になる可能性がある」と指摘している。
なお、ボーンマスでは今夏、ハウセンのレアル・マドリード移籍が決定。さらに、左サイドバックを務めるミロシュ・ケルケズにもリヴァプール移籍の可能性が取り沙汰されており、守備陣の再編が迫られている。