ニューカッスル・ジェッツに所属するMF水沼宏太が、自身が主催するサッカー教室『KOTAʼs Smile Field ~サッカーがもっと好きになる⽇~ supported by マネーフォワード』を神奈川県内で開催。約30名の小学生と90分間にわたって汗を流し、質問に答え、一人ひとりと記念撮影なども行った。


 今年1月にオーストラリアでのプレーを選択した水沼。海外でのプレーをする中で、サッカーの楽しさなどの新たな気づきもあったことで、それを日本の子どもたちにも伝えたいという思いから企画された同イベント。「サッカーの楽しさを伝えたいという思いでしたが、これだけ自分もパワーがもらえるとは思いませんでした。改めてサッカーっていいものだな、もっと伝えたいなという気持ちになりました」と笑顔で振り返った。

 サッカー教室では一人ひとりに声をかけながらウォーミングアップのレクリエーションやシュート練習、そして試合では各チームに入って、子どもたちと一緒に笑顔でプレーを楽しんだ水沼。「サッカーを楽しんで、得点をすることが楽しいというのが見ててうかがえました。自分も小さい頃からそうやって育ってきたので、レベル的にも日本のサッカーが上がっていく中、やっぱり根本はサッカーの楽しさから入っていくと思います。もっともっと上手になっていくと思いますし、こういう気持ちが前に進ませてくれると思います」とプレーする“楽しさ”を伝えたいし、それが原動力だと再認識したようだ。

 初めて自身が主導して開催したサッカー教室。子どもたちも積極的に参加し、質問コーナーでも「オーストラリアで仲のいい選手」「1日の中で気を付けていること」「好きな選手」「横浜F・マリノス時代での一番の思い出」などにもどんどん回答。イベントの司会進行は奥様が務めたこともあって、まさかの「どこか好きですか?」という“キラーパス”も飛び出たが、「全部大好きです!」と大きな声で回答する一幕もあった。

 今後もサッカー教室含め、いろいろな形でサッカーの楽しさや自身の経験を伝える活動をしていきたいという水沼は、「サッカーが楽しいと思ってくれる子が増えれば増えるほど、日本のサッカーもよりレベルアップしていくことにもなっていくと思いますし、僕だけではなく、いろいろなサッカー選手がそう思っていると思います。
少しでも何かに貢献というか、自分らしいアプローチでやっていくことができればいいかなと思います」と今後も精力的に発信、活動していきたいと話している。
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